↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私、夢見ました。  作者: 夕暮れの家


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
15/15

両津勘吉とゆるちとみこちとチチさん

両津勘吉が「一日嘘をつかなかった」ことを記念して、街に新しいマンホールが作られることになった。

物珍しさにつられて見に行くと、地面には確かに両さんの顔が描かれたマンホールが設置されている。


ふと隣に目をやると、そこには見覚えのあるデザインのマンホールがあった。

しばらく前から応援している大好きなVtuber、ゆるちのマンホールだった。


(ゆるちも、ついにマンホールになるまで有名になったのか……!)


胸が熱くなり、夢中でスマホのカメラを向けた。

写真を撮るとX(旧Twitter)に投稿しようとして、夢から目が覚めた。


ゆるちにいいねして貰えるかな?という下心でこの夢の話をXに投稿した。


そして気づくと、


「このままだと同い年になっちゃうにぇ……!」


学区内でも評判の進学校の隣の席には人気Vtuberのさくらみこ——みこちがいた。


話を聞けば、妹の『いもち』に学年が追いつかれてしまいそうだと本気で嘆いている。

(勉強、教えてあげようか……?)

そんなお節介を焼こうかどうしようか真剣に悩んでいた、その矢先のことだ。


パチッ、と目が覚めた。


なんだ、夢か。

私は習慣として夢を見たらXに投稿しているため、投稿しようと思い立った。


目の前に置かれた玉が置かれた台座とレバーに向き合う。


玉をゴロゴロと転がし、ゴツい鉄のレバーをガチャンと倒す。そうして一文字ずつ文字が書かれた玉を作っていく。


(全然思い通りにならない……)


やっぱり自分に文章を作る才能はないんだなと何度も思った結論が脳裏をよぎった。


「なんだぁ、おめえ困ってんのか?」


そこへ、ドラゴンボールのチチさんがふらりと現れた。

チチさんに文字の作り方を教えて、二人で協力して文字を作っていく。

玉を転がしレバーを操作する。


そうして苦労の末に完成したのは、『け』『っ』『こ』『う』と書かれた四つの玉だった。

胸を撫で下ろした瞬間、四つの玉がカッと眩しく光り輝いた。

シュウゥゥ……と蒸気を上げながら合体し、そこには『結』『構』という二つの玉が鎮座していた。


「あんれま〜! すげ〜だ〜!」


目を丸くして驚くチチさんに、私は解説を付け加えた。


「こうやってひらがなの玉を組み合わせて、漢字の玉に変換していくんですよ」


「ほえ〜」


感心するチチさんの声を聞きながら、次の文字を作るためにレバーへ手を伸ばす。


……ん?


(……あれ? ホントに?)

(文字を打つ作業って……こんなだっけ……?)


突如として強烈な違和感が走り、世界の輪郭がぐにゃりと歪んだ。


そこでようやく、私は「夢の世界」から脱出した。

今日は夢を見すぎた。

お読みいただきありがとうございました(*´ω`*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。