16 あれ、この展開……??
投稿頻度がくそになりつつあります。
明日は出します。
↑かくてい
「スゥ――……ハァ――……」
落ち着け。
こんな時はそう、深呼吸。
すー、はー、すー、はー。
数回深呼吸をしたことで動悸も収まる、なんて訳、当然なく。
……え、未だ心臓はバクバクですが、何か?
ていうか、ていうか、何、今の!!
だって、えっ、殺しに来てるってもう!
流石に今のは故意だって!!
……でも多分、無意識&無自覚のオンパレードなんだろうなあ。
自覚済みであって欲しいと思いつつも、それがまた良いと思ってる自分にちょっと引く。
「……はあ」
声に出して、大きなため息をつきながらその場にしゃがみ込んだ。
特に他意はなくて、振り回されてるなあ、とか思ってた、その時である。
「どうしたんですか?」
「――っあぇ、ぁ、ルーク……」
「?、はい?」
「……」
やって来たのはルーク。
急だったから、普通に驚いて顔をあげた。
……びっくりした。
多分、本当にたまたまだったんだろう。
この子は、良い意味でも悪い意味でも素直だから、表情とかからして、偶然通りかかっただけ、なんだろう。
……でもただちょっと、都合の良い世界だねってだけ。
「なんでまだ起きてるの」
「そっくりそのままお返しします」
「……」
控えめの、微笑みくらいの笑顔を浮かべて、完璧な表情を作って、何も言わずに立った。
……ちょっと、八つ当たりをしてしまいそうだったから。
「そう、おやすみ。早く寝なさい」
「……?、はい、おやすみなさいませ」
「ん」
水筒とか、目当ての取りに来たものはもう“クローゼット”の中だったから、さっさと台所から出ようとした、のだけど。
「あの」
「――?」
ぐいっと腕を引かれた。
さっきのステラとは違って、後ろに引っ張られたって感じるし、立ち止まっちゃうくらいの力で。
……この展開さっきも見たな。




