9 自己紹介(ベル視点)
朝だします。
何故なら私は受験休み!
(学校が受験で休みなのです)
「ベルちゃん、王子に自己紹介してな」
「……え?」
「……は?」
去り際、そんな言葉を残したカヴィナ様。
……ああ、そういえば、研修のあと第二王子様が参加して、みたいな、聞いた気が。
それを踏まえれば、王子様に挨拶をっていうのは、あながち間違っていないのかも、しれない、ような?
その時ふと第二王子様と目が合い、ちょっと気まずくなって目を逸らした。
「……えー、はじめまして、テディー商会の第11期性、ベル・テディー、です。……あ、お名前をお伺いしても、よろしいでしょうか?」
「俺は、ウィリアム・パラルフィニアー・アンドレアスだ」
「あ、っと、これから2週間程、よろしくお願いします、ウィリアム様」
「ああ」
ひえええええ!
怖い怖い、王族とか、もう怖いよお。
助けてステラぁ……。
「それと、敬称はなしで良い。同じ仲間になるのだから、気楽に話してくれ」
目をぱちぱち、と。
数回瞬きをした後で、やっと私の頭は働き始めた。
「……え、良いんですか……じゃなくて、良いんでしょうか?」
「ああ」
「…………分かった。よろしくね、ウィリアム君」
「よろしく」
……どうやら、あんまり怖い人では、ない?
読んでくれてありがとう!
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