65話 語り手はその話を終える
さぁ、今回の話はここまでだ。
え？良い所で語りを終えるなって？
そう言うなよ。ここからは追加料金だぜ？
まぁ、何より今日は時間が時間だ。お客さんには悪いけど話の続きはまた今度な。
それに良い所で終わった方が人生に楽しみができるだろ？俺はそれが物語の一つの楽しみ方だと思ってる訳だ。
俺は別に打ち切り連載漫画家じゃないから、機会があればいつでもこの街に関わる事を教えるさ！
じゃあ今度また来るって？そうか、ありがとう。
乖穢さんや、篶成さん達が今後どう動くのか。
ハルネ市長やその部下達、そして弥生会の方々は今後この街にどう影響を与えるのか。
そしてこの札幌の情報屋はそれらの動きを踏まえてどう街に絡んで行くのか！乞うご期待！って訳だな。
じゃあここからは料金の話をしよう。
何、悪徳な金は取らないさ。
そうだな……文字数にしたら小説一冊分かな。てことで620円！
なんてのは嘘だ。俺が話してるのは情報だからな。
そんな格安の金で情報を売ったら先代に卸されるんでね。
ざっと5万って所かな。
……毎度あり！
また今度語らせてくれよ。この街の『裏』に影を堕とそうとする変わり者さん。
× ×
The Rampage 2021 - Sweet blood death dawn
第二部(完)
next episode of 『The Rampage 2022 - 夕凪は世界を染める』or『The Rampage - Fragment of Memory vol,1 - 2012年編』
coming soon...
皆さん。お久しぶりです。冬野です。
皆さんと言っていますが、果たしてこの後書きまで辿り着き、わざわざ好き好んで読んでくれる読者がいるのかは些か不明ですが……
まあ、とにかくです。The Rampageの第二部となる本作はこれで完結となります。
プロット的には前回よりも重々しく、大量に死亡するキャラが出る予定だったのですが、まあ〜プロット通りに事が進まないんです笑笑
第一部からの継続キャラは結果的に全員生存となりましたからね。彼らが今後どう動くのか楽しみにして頂けるとありがたいです。
また、乖穢についてなのですが、今回は彼の『強さ』というより『屑さ』を表したいと思っていた為、本格的な戦闘描写はそこまで多く書きませんでした。
彼には篶成同様、今後大きな山場が待ち構えているので乗り越えて欲しい物ですね。
二部からの初登場キャラである裕斗やギャレス達は今後どこかの部で必ずまた登場する予定です。不憫極まりないウィルさんも活躍の場が予定ではちゃんとあるので、楽しみにして頂ければなと思います……！
と言うわけで、今作の後書はここら辺で終わろうと思います。
面白かった！これは続きが気になる！などの感想を抱いてくれた方は、是非今作と次作のブックマーク、⭐︎評価お願いします！
それでは！
※ここから個人的な御礼です。
こんなクソみたいな作品を読んでくれてありがとうR君。10時間カラオケ行こう。
こんなクソみたいな作品にアドバイスをくれたM氏、A氏。本当にありがとう。そろそろセッションしたいです。
