#2
ギルドへ転送し、午前の報酬を貰いに買い取りカウンターへ
ギルドって前のハローワークみたいだな~と思いながら順番待つ
前のとは、前世のこと。記憶が少しあるため、現在生活しているとたまに知識が出てくる。それを使ってチート?が、出来るかと言うとそうでもない微妙な記憶。それが自分だと思っていると「次の方」と呼ばれる。
買い取りカウンターには茶髪の鑑定士がいる。間違いなく買い取るためにいる。初めての人は、薬草の間違いをするため予防のためにいる。
買い取りカウンターで依頼書と薬草を置くと確認後「確かに、傷薬用のカヴァー草15株・止血用のカズーラ15株。こちらが報酬の5000Rです」と報酬を渡してくれる。宿屋で一泊2500Rなので、まぁまぁな稼ぎである。報酬を懐に入れて午後の仕事を探そうとカウンターを離れようとすると、後ろから抱き上げられ後ろへ。
下がった瞬間カウンターに炎の法術が叩き込まれる。
カウンター自体には、防護の法術が着いているため無傷だが、近くにあった椅子などか壊れ燃えている。
カウンター周辺が大変なことになっているのを見ながら、私の平和が…と鬱に入るが抱き締めている人から「大丈夫か」との声が。大体こんなことをするのは父さんだし。攻撃も父方の親族だろうなと思っていたが、本人が出てくるとは思いもしなかった。
抱き上げている父さんをみて「なにか用?」と言うと「なにか用?ではないだろうが、普通10才で一人立ちしないだろ」と「一年間も気付かなかったのにね。まぁいいや離して。午後の仕事探すから。帰るつもりないから」と拘束を外そうと体を動かすが、離すつもりがないらしく抱き締められる。「帰るぞ」「大切なものは母さんでしょ。よそ見してるとなくしちゃうよ」「リサは特別。子供は大切だがな。」と困った顔をしている。「誤魔化せないの?」「顔見ないと安心しないといって、食事を取らない」「子供かよ」「それはお前にも言えるだろ。親が忙しいからといって一人立ちするか?普通」「なんとかなってるから良いのでは?」「どうしてそうなる。帰るぞ」とため息をつきながら玄関へ移動し始める。
玄関では、父さんの護衛達が戦闘をしている。ギルド建物自体には防護が施されているが周りが惨状になっている。人的な被害がないからいいのか?
「旦那様、お嬢様は」「無事だ」と護衛長に私を見せている。会話しているときに後ろ煩いな~と思ってたが、これが原因か。「犯人は」「詳しくは屋敷に戻ってからだ。」「畏まりました。お嬢様、帰りましょうか。荷物は回収しましたし、違約金も払いましたから」「え」「良い仕事だ護衛長。」「お褒め頂き有難うございます。」「帰れば良いんでしょ。帰れば」諦めて帰ることにした。
玄関に馬車が用意されていたため「転送で帰らないの」「体調を崩さないか?昔は体調を崩してただろ」「自分用に弄った。」「それで帰るか、陣を出しなさい。父さんが発動するから」といわれ、使い捨て用を出して渡す。陣を見た護衛長と父さんが驚いた顔をしているため「体調を崩さないで使えるものにしたんだよ。なにか?」「後から詳しく教えなさい。先ずは帰るぞ」と淡い光に包まれる




