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#14

遂に出てくるか

どのくらい寝ていたのだろうか。

目を醒ますと和気あいあいとお茶をしているが神々と家人たち。

バガ神が気付き「よく寝てたな。普通は直ぐに話せないのにな」とニヤリッとしている。「何を入れた?知らない力があるんだが」

「気づいたのか、早いな。でどんな感じだ?」とウキウキしている。

「感想を聞かれても。方向性がない力がある。馴染んでいるけど?」

「馴染んでるだな!」「そうだけど。なに?話がわからん」

と怒るとアハハと笑って誤魔化そうとする。

「それでは解らないわよ。説明をしてあげないの」と女神

「面倒だ」と笑っているバガ神にナイフを投げつけているザーク。微笑ながら力を発動させている女神。

それでも気にしていない様子のバガ神。

気まぐれな神だからこその笑顔なのか又は、いつでも潰せるからなのか…。


「前回の関係だって言うのは解るけど。どんな力か教えてよ」とため息をつきながら言うと「誰の力でもない。根源から貰ってきたから。お前が望む用に変化する」

「わかった。決定を下したのは?」

「ほぼ全員。神域と言っても良いほどの場所を提供したお礼だそうだ」

「別に神域を作ってない。私の住む場所を作っただけ。居心地が良いから居座っているだけでしょ?」

「家賃ですね」とロバート。

家賃か。

なら納得。

じゃあ領地の警備強化に「使わなくて良いぞ」

「そうですね。お嬢様の回復に使ってほしいですね」

「強すぎると体を壊しますわ」と好きなことを言い始める家人達

みんなの努力次第で運気UPとかに振り分けたらどうなる?と考えていると、体に有った力が散っていった。


それを感じたのだろう女神が「どんな能力にしたの」と聞いてきたので「家人の努力次第で、その人の運気UPにしてみた。いつも世話になっているから」と答える。

それを聞き吹き笑うバカ神。

ぽかーんとしている家人。

なんだよ。その反応。悪いか?いつもの感謝を込めてだなと話そうと体を起こす。

マリアが近づき抱きついてくる。

「主人を大切にしない家人がいますか!!私どもはお嬢様に救われ生きる道筋を指し占めて貰いました。感謝など、私どもがするものです。私どもを嫌わず接して下さったのはお嬢様だけです」と断言された。

「そうですね。異物な私どもに利害なしで手を差し出してきたのはお嬢様だけですね」とロバートたち

「そうだっけ?

愛して、知識をさずけて守ってくれたのも嬉しかった。

こっちに生まれてから“大切”なんて皆が始めてだったんだよ。だからこそ、守りたいし好きなことをして楽しんで笑ってほしいよ?」

そう言い自己治癒力強化し続ける。皆に安心してもらうため館内を回りたい。

「本当に“内”に甘いな」バガ神。

「当たり前。私の“大切に”手を出したらどうなるかわかっているよね?」と微笑。

その先にはお祖母様・お祖父様に連行されている人たち。

「あ・わたしそんなつもりで…」と震えている。その肩を抱きしめて慰めている。

そんな人たちを観て、教育し直してだなとため息がでてしまう。

ただ、大切な人たちと生い先短い人生。悔いのないようにゆっくり生きたいのに。問題が発生してゆっくりできてない!!

ロバートに目線を向ける。

「お嬢様。どうしました?」

「なってない。仕える主人に対しての礼。客人に対してのおもてなしが…

今日からだよね。なら昨日からとかないの?なんで、制服じゃないの?

そもそも、客人が要るのに呼んでいない使用人がいるのかしら?」

「な・父に対して」

「ここには、私の“父”はいませんよ。誰が発言を許可しました?下がりなさい

シルビア・ルーカスいるかしら?」

「お祖父様・お祖母様お久しぶりです。こちらにいらしゃいませんか?」と椅子に勧める。

ロバートがシルビア・ルーカスを呼んでくれたので「忙しい所ごめんね。この二人を使用人室に案内して。あと仕事の説明をしてくれる?」

「お元気で何よりです。お任せ下さい」と笑顔の二人。

「さ。いきますよ」と良いながら連行してくれる。

「ハル。あれは」

「私の使用人なのですから口出し厳禁です。お元気そうでよかったですわ。それから、一度席をはずしますので。」とザークに手を伸ばし抱き上げてもらう。マリアがお祖父様達にお茶を出している。「ちょっといってきます」と部屋をでて館内を回って貰う。

皆が、出会う度に嬉しそうに微笑でいる。

「安心したか?」と聞いてくるため「大体は。新人が入ってきたからね。どうなることやら」と呟く

「なるようになるだろ?何かあったら皆が手を貸すぞ。無理をするな」と慰めている。

部屋にいる奴らをどうしようかなと考えて部屋にもどる

二人の困ったさん達の事は後日

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