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#11

大変な事に

ベッドの上から夏の花が咲いているのが見える。

いつもなら、夏だ!!

海だ!!

採取だ!!といって夏限定の薬草などを採取しているのにかかわらずここ数ヵ月。具体的には東の件が、終わってから何となく気だるくベッドの上で過ごしている


「よ。元気か?」と一人でいるはずの真実に人が…

入口を見るとバガ神が金髪幼児と共にいる

声を出すのも気だるく、手を少しだけあげる。

「かなり参っているな。ほら、謝れ」

と私を見て幼児を促している

「すみません。私の監督不行き届きで」というやいなや頭を下げてきた

なんの話だよとバガ神に目線を向けると「こいつ、東の守護をやっていて東の話だけを聴いてお前が弱るようにしたみたいだ。普通は、衰弱死するんだがハルは俺の管轄だからな。苦情を出し確認で連れてきた」

なるほど、最近の気だるさは東の嫌がらせか。

バガ神にしては良い仕事してくれた。

「すみません。今癒します」と近づいてくるため拒絶しておき自己治癒力を強化できる音を紡ぐ

ゆっくりとだが、気だるさはなくなるため。鈴でマークスを呼ぶ。「え。自己治癒力強化?」と幼児が驚き、バガ神がわらっている。「本当にびっくり箱だよな。そんなの普通出来ないのによ」「お嬢様ですから。退いてください。お茶を出しますか?」

とマークスが来る。

「御加減は?少しだけ顔色がよくなりましたね。事情聴視はロバートがしますので、これを飲んで寝てください」と回復薬を飲まされる。服薬後、まぶたが落ちてくる。

そのままひさし振りの睡眠に身をゆだねる。


数ヵ月前から可愛いお嬢様が、体調を崩した。はじめは、季節の変わり目に付いていけない為の物かと、いつもの薬と少しだがメイド達に気を配って貰うよう指示していたが、改善しない。

他の者にも声をかけ様子を見ていたが、少しずつだが弱っていくのが解った。私ども弾かれてしまった者たちに声を目をかけてくださり、大切な家族だともおしゃられるお嬢様。

前世の家族を未だにいとおしく大切にしていて、時々私どもにその記憶を淡い今にも消えてしまいそうな笑顔で話してくださる。そんなにならないために色々と頑張ってきたと言うのにと恐怖が襲い始めていた時、お嬢様の部屋から小さな鈴の音が。

弾かれるように、ロバート・マリアと共にお部屋へ向かうと室内には、お嬢様意外に「バガ神」と呼ばれている強い力を持つ神と幼児姿の神の姿があった。お嬢様の顔色が良い。事情はわからないものも、神々が何かしたのかもしれないと思っていると「自己治癒力強化?」と幼児姿の神が言っている。

そして「本当にびっくり箱だよな。そんなの普通出来ないのによ」とバガ神が話している

「お嬢様ですから。退いてください。お茶を出しますか?」といいつつ驚きを隠しお嬢様の元へ。

回復薬を飲んでもらい「事情聴視はロバートがします。ゆっくり寝て下さい」と声をかけ眠りに着くのを確認して神々と共に退室する。

次は事情聴視

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