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秋の終月の二十二日
今日は普通に朝から修練をした。エドがずいぶん長い間呼吸法の修練をやっていた。久しぶりだからというのもあるんだろうけど、多分自分でもちょっと焦って煮詰まっている自覚があるのだろうと思う。
なので検討会の時には、またアジャの花茶をいれた。
ほんのり甘い香りのアジャの花はごく小さな白い花で、木に咲いているときは本当に目立たない。それが摘み取ってしばらくおいておくと仄かな芳香を発するようになる。アジャという植物はいつでもこんな感じにさりげない。
友人の方のアジャがさりげないかは疑問だけれど、とりあえず押し付けがましくはないと思う。そして花も実も葉も全てがアジャであるように、あの子もいつだってアジャなのだ。
夕食後は相変わらず刺繍。
リリーナが随分上達したみたい。




