00_はじめに
創作ではなく、技術による執筆を!
創作活動とは、才能が大前提の世界です。
才能があり、なおかつそれを磨くことができる人たちの世界。
だから、創作というのは一般人からすると敷居が高い。
憧れてみることはあるけれど、いざ自分がやるとなると身構えて肩肘を張ってしまう。
例えるならばそれは美術館に行くように、あるいはクラシックを鑑賞するように、創作活動というのは背広を着てやるような固さと難しさを感じてしまいます。
し・か・し――。
一般人だって、もっと気軽に創作に触れたい!
オリジナルだって、二次創作だっていいから、自分の頭のなかのイメージを自由に出力して表現したい!
とくに現代は、超エンタメ時代。
ジャンルを問わず、素晴らしい名作が次々と世に輩出される時代です。
人間、素晴らしい作品に出会えば心が動くもの。
大海原の真ん中で、夜空に流れ星を見つけたなら、それを同じ船に乗る人に共有したくもなるでしょう。
その感動を陸の上まで運びたいと思ったのなら、流れ星を写真に収めるかもしれないし、絵に描いたり、詩にするかもしれません。
創作の本質的な原動力とは、このような「良い物を分け合いたい」とか「同じものを見て感動したい」という共感性や一体感が深く関わっているのかもしれません。
創作とは敷居が高いようでいて、その実、突き詰めると「伝える技術」ということになります。
普段の日常会話だって、仕事で行う業務上のやり取りだって、果ては自分が着ている服だって、それらは自己表現であり創作と似ているということになります。
そう考えると、遠い存在に感じられた創作というものが、ずいぶんと身近に感じられます。
ならば、試してみよう! ノベルエンジニアリング!
小説を、料理みたいに作る方法。
背広を着なくても、自宅でエプロンをするだけで小説は書ける!
創作が伝える技術であるのならば、その仕組みを理解することができれば、誰でも気軽に創作へ触れられるようになれます。
思ったことを思った通りにアウトプットする。
自分の奥底に眠るイメージを、無意識の海から引き揚げる。
コンテンツを生み出す作業っていうのは、楽しいことなのです。
図らずとも自分の能力や経験を総動員することになりますから、脳ミソはフル回転。
高次の思考を司る前頭葉が刺激され、良質なドーパミンがもりもり分泌されて、ハッピーになれます。
情報過多な現代だからこそ、みんなで創作活動!
みんなで作って、ドーパミンの自家消費で、みんなハッピー!
QOL向上!
‥‥‥‥っていう方法を模索するエッセイが、この作品になります。
ここでは、私が小説執筆中に気づいたことを不定期で更新していきます。
このようなエッセイを書く理由は、何よりも自分のため。
執筆中には色々な気づきがありますが、それは時間が経てば忘れてしまいます。
だから、自分のために気づきを形として残しておく。
流れ星を写真に撮って、あの日の星空を思い出せるようにする。
自己満足性の高いエッセイですが、お付き合い頂ければ幸いです。
それでは、今日はこのへんで!




