タイトル未定2026/10/02 17:48
少しずつやっていきます
何気ない日常を送る。何気ない事で笑う。何も考えずに遊ぶ。これをできていたのは一体いつまでだっただろうか。
あの頃は明確な夢があったとか、あの時の私はすごかっただとか、つらつらと出てくるのは後悔の証だろう。
当時の自分を振り返ってみればきっと模範的な子ではなかったし、他人によく迷惑をかけるようないわゆる、ワルガキだったのだろう。
ある休みの日のことその当時爆発的に流行っていたFPSゲームで野良でマッチングした一人の女の子のプレイヤーに話しかけられた。
「一人ですか?良かったら一緒にやりませんか?」
戸惑いを隠せなかった。とても可愛らしい声で、その当時の自分は女性への耐性は全くもって0だったものだから
「は、はい!ぜひやりましょう!」
勢いのあまり二つ返事で受諾してしまった。
そこから意気投合し、気付けば毎日のように学校が終わってゲームをしたり話したりした。
そんな日々が続いてるさなか、僕は一つの疑問を抱えていた。この子のことが好きなのだろうか?
まだ本名も知らなければ顔すら知らない。持ち合わせている情報といえば、自分好みの声であるということのみだった。
ただ、向こうは中学生ながら年上の彼氏が居たり、年齢に合わないような夜遊びをしていたりとかなりのろくでなしだったため、正直好きなどという感情を持つことに違和感を感じていたのだろう。
考えることすら馬鹿馬鹿しいと思ったので忘れる事にした。
しかしある日の事、いつも通り学校を終えてゲームをしていると珍しく何の用もなく電話がかかってきた。
「どうしたー?ゲームならもうやってるけど」
「違う、話したいの」
泣いているようにも聞こえたその声に不安と心配の気持ちがはしった。
話を聞くとこっぴどく振られたようで、ありもしない話を友人だった子に吹き込まれ、挙句悪人に仕立て上げられたらしい。
普段聞くことのない泣き声と、平静を保てていない言動に心配と今まで感じたことのない怒りを覚えた。
そのまま数時間ほど話を聞きだいぶ落ち着いてきた頃
「ありがとう。もう大丈夫頑張るね」
と、伝えられ話を終えた。
あの怒りは何だったのだろう。もちろん友人を傷つけられた事への怒りが強かったが、十数年生きてきて感じたことのないない怒りと、心に大きな傷跡を残した。
文章って難しいですね…




