教えて! シアさん先生!! その17の2
お久しぶりです。(脊髄反射)
「さあ、残るは四問。ささっとお答えしてベッドへ参りましょう! 本当に楽しみで楽しみで仕方ありません! は、メアにチョコを頼んでおかなければ」
「普通にお昼寝するだけだからね! と言うか火傷しちゃうよまったくもう……。でわわ、教シアその17……、の2? 後半かな? とにかく再開しまーす!」
「残念です。念入りなケアを心掛けていると言ってしまった手前諦めるしかありませんか……。それではまずはこちらから。少々風変わりな質問を頂いてしまったので私が読み上げます。『良くシラユキが運動不足だと聞きますが、現代日本人(代表るーみさん)と比べるとどちらが運動して無いのでしょうか?』とのことです。まさか作者の名前が出て来るとは思いませんでしたね……」
「うっ……。わ、私が運動不足なのはメイドさんズ、だけじゃないや、みんながみんなすぐ抱っこしてくるからだと思います!」
「それは姫様が可愛らしすぎるので仕方ありません。形或る物はいずれ朽ち果て、生物はは産まれたら必ず死に向かう様に出来ているのと同様です」
「例に挙げるものが重すぎる! そんな世界の理みたいに言わないで!」
「ふふふ、申し訳ありません。しかしこれはどうお答えしたものでしょう……。とりあえず作者もどちらかと言うと完全インドア派なので比べる対象としては妥当かもしれません」
「難しいねー。でも、多分だけど私って町の方まで走ったりしてるし、森の中を散歩したりもしてるんだからそこまで運動不足でもないんじゃないかなーと思うんだけど」
「その頻度の少なさが問題なのですが、ね。となるとこれはやはり、恐らくはですが『作者の方が運動をしていない』と思われます。現代日本人の作者、そしてファンタジー世界のハイエルフである姫様、簡単に比べられるものではありませんか」
「うん。でも面白い質問だったね。ありがとうございましたー!」
「この調子ならすぐ終わっちゃうかも。次に行くよー。……うん? 『ウルギス様はどんなお仕事をしているのでしょうか?』って……、私まだ知らない! シアさんは?」
「私は勿論知っていますよ。以前ウルギス様ご本人よりお話を伺っておりましたので」
「ずるーい。シアさんずるーい!」
「かかか可愛らしい! ……失礼しました。これはさすがに私程度の者の口からお答えできる様な軽い質問ではありませんね」
「そうなの? それじゃ直接父様に聞いてみよっか?」
「……は? ひ、姫様?」
「父様父様ー!」
「ん? どうしたシラユキ? と、バレンシアか。ああ、これがユーネの言っていた例のアレか……」
「わーい父様ー! 抱っこ抱っこー」
「おお、ほらおいで。まったく可愛いなシラユキは……」
「ふふふー、父様大好き! うーん、父様って本編に全然出てこないからこうやって甘えるのも久しぶりな気分!」
「メタいぞシラユキ。でも確かにそうだな……。実際は一日たりともシラユキと顔を合わせない、甘やかさない日などありはしないんだがな」
「晩御飯の後とかお風呂上がってから寝るまでとか、その辺りの時間はメイドさんズより父様と母様に甘えてる事が多いかな? あ、じゃなくてじゃなくて、父様?」
「なんだ?」
「父様って朝早くから、私が起きるのは結構遅めだから実際はどうなのか分からないけど、朝にはお仕事に出ちゃうんだよね?」
「ああ、シラユキが起きるよりも早い時間にな。それがどうかしたのか? 寂しいのならまたなるべく家に居るように戻すぞ?」
「わ。それは嬉しいけど、父様にしかできないお仕事だと思うからそっちを優先してね!」
「もっと我儘を言ってもいいんだぞまったく……」
「それでね、父様ってどんなお仕事してるの? そんな質問を貰っちゃったの」
「なるほどな。ふむ……、どう答えてやったものか……。いや、止めておくか、『まだ秘密』だ」
「ええー! むう、私がもうちょっと大きくなったらちゃんと教えてね!」
「はは。分かった分かった、その内にな。それと……、バレンシア」
「はい!」
「程々にな」
「はい!!」
「ふふふ。思いがけず父様に甘えられて大満足!」
「私は思いがけず釘を刺されてしまい、心境としては戦々恐々なのですが……。いきなりウルギス様を呼ばれるとは、とても可愛らしい笑顔ですがお仕置きです」
「うにゅにゅ! あはは、ごめんねシアさん。ちょっと父様とお話しすぎちゃったからすぐ次を読んじゃうよ。『最近シア先生やカイナさんのシラユキへのアピールが見て無いのですが、諦めたのでしょうか?』。…………緊急離脱! シラユキはにげだした!!」
「させません」
「しかしまわりこまれてしまった!! こ、こんな質問が来てたんだねー」
「姫様? 逃げ出すのに失敗したのですから、1ターンは私の攻撃を無防備なままで受けて頂かなければ」
「裏話にそんなルール無いから! ええっと、シアさんは確か母様に怒られちゃったんだっけ?」
「はい。しかし今はもうお許しを頂けたのでどんなアピールアプローチをしても問題はありません!」
「ひい! でも本当に前みたいに強め? のセクハラはしてこなくなったよね。くすぐられたりお尻撫でられたりくらいは毎日されてるけど、お風呂に一緒に入ってるんだからその程度は普通のスキンシップの範囲だよね」
「ええ、可愛らしすぎてつい手が伸びてしまうんです。しかしソフィーさんが相手となると警戒を緩めすぎないようお願いします」
「カイナさんは……、なんだろう? キスはいっぱいしてくるけどそれもメアさんの方が圧倒的に多いし……。あー、舌を入れようとしてきたりは確かになくなったかも。何か理由があるのかな?」
「私には私の、カイナにはカイナの理由があるのかもしれませんね。まあ、何となくですが」
「? シアさんがそう言うって事は……」
「『本編で語られるのをお楽しみに』、ですね。ふふふ」
「また? さっきの父様のお仕事も答えられなかったのに……。えっと、お楽しみにー!」
「ふう。またそこそこの文字数となってしまいましたね。ちなみに同じ質問者の方から、『踊る妖精』のウエイトレス三人のキャラ紹介が欲しいとも寄せられていました」
「それはまた今度、だね。いつになるか全く分からないけど……。質問はもう一つあるけどどうするの?」
「ふむ、目を通してみてから考えましょう。『実際姫様的乙杯ランキングは、何を考慮して付けられてんだろう? サイズだけではないのは確か。』ですか。そういえば私も詳しくは知りませんでしたね。姫様?」
「うう、答えにくいなあ……。でも前の二つは本編待ちになっちゃったし少しは答えないとね! 一番しっくりとくる言い方だと『何となく』です」
「何となくですか? それは答えになっているのでしょうか……」
「もうちょっと細かく言ってみると、やっぱり私の好きな大きさとか形とかも関係してるけど……、うーん? 上手く言葉にできないや。ごめんなさーい」
「いえいえ、私には分かりますよ。それこそが姫様の仰る『何となく』、なのですよね」
「うん。私が一番好き! って思ってるのが1位になって、二番目に好き! って思ってるのが2位になる感じ、かな?」
「エネフェア様が1位なのは当然として、2位がガトーというのがどうしても納得いきません! 私としてはフラン、メア、コーラスさん、カルディナさんが上位を独占するべきだと思うのです」
「大体合ってる……かな?」
「わ、私は7位以下の可能性が……。しくしくでございます」
「嘘泣きしないの! あと、詳しい順番は秘密です!」
「気になりますが発表されると諍いの元となってしまいそうですからね。そして……、これはあくまでおっぱいのみの順位でありまして、決してその個人がその順番で姫様に好かれている、という訳ではありません! ええ、決して!」
「それでも母様は絶対に1位から動かないけどねー」
「ええ、それは理解も納得もしております。やはりこちらも当然の事ですからね」
「お、終わったー! 凄く時間かかっちゃったねシアさん。ちょっと疲れちゃったよ」
「お疲れ様です姫様。私は少々どころではない気疲れを感じているのですが」
「ふふふ。今度からは今回みたいに質問ごとにゲストを呼ぶ形にしようね、その方が私も楽しいし」
「な、なるべく王族の方々とリリアナさんは呼ばれぬ様お願いしますね。……さて姫様、もうひと頑張りです。その後はお昼寝と参りましょう」
「うん! 質問がある程度溜まったらまた次回、です! ごきげんようー!」
「可愛らしいです姫様。それでは皆様ごきげんよう、また未明の次回にお会い致しましょう」
これで質問は全て消化できた……と思います。抜けがあったらすみません。
教シアは意外と簡単に書けてしまうのでどんどんと質問をしてくださっても構い……、構うかもしれません。キャラ個人に宛てた質問もお待ちしています。