第0配信 エピソード0ってかっこよくね?
処◯作、初投稿です。
初めては痛いらしいのでお手柔らかに。
とある日のこと。大手企業『ホロ日和』が新たなVtuberのデビュー発表をした。
『ホロ日和』はアイドルV育成所とも言われ、キラキラした事務所であった。
今度はどんなアイドルVがデビューするのか、ファンはデビューを待ち望んだ。
デビュー配信当日、配信タイトルがトレンド入りを果たした。
なぜなのか。その理由は明白だ。誰だってそれは気になる。だって、
『社内で『セック○したい』って叫んだらクビになったのでVtuber始めます』
こんなタイトルなのだから。
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時は少し遡る。デビュー配信が始まるちょうど九ヶ月前。
「もうヤダァ!仕事嫌だぁ!」
駄々をこねながら深夜のオフィスで仕事をする31歳女性。
「あ、そんじゃお先に失礼します」
静かに帰っていく同僚。
社内に一人残されたアラサー。
カツカツと、足音をたてて去っていく同僚を横目に、
「仕事押し付けるだけ押し付けて!何が!お先に失礼しますだ!あのヤロー!」
聞こえないよう小さな声で文句を言った。しかし、この恨み、伝われ!クソ!ぐらいの気持ちは込めて言っていた。
「あー、もう会社辞めてやろうな」
…………でもなぁ、辞めてもどこに行けばいいのやら。結局そこで詰まって、辞めるのを後回しにしちゃうんだよなぁ。……うーん。
「あ、そういえば」
しばらくオナ○ーしてなかったな……。
「暇さえあれば手をつっこんでた股も、しばらくつっこんでないなぁ」
にしても、オナ○ー回数は誰にも負けない自信はあるのに、私処○なんだよなぁ。一回してみたいよなぁ、セック○。
「セ◯レでもいいからヤってみたいよなぁ」
ただひたすらに指だけ動かすのが上手いねと言われたことがあるが、ギリギリ悪口じゃね?まぁ、皮肉にも仕事面でも、オナ○ー面でもそれは言えることだが。
品isどこ?みたいな内容しか考えてなかったが、仕事は順調に片付けていた。
数時間が経った。疲れはマックスだが、仕事は片付け終えられた。
「ぃよし!終わったー!」
これにて帰れる!久々にシたいこと(意味深)も思いついたし、早速帰ろう!
「ふんふーん。…………………!」
すごい頭の悪いこと思いついた!誰もいないなら、大声で叫んでもいいんじゃね!?思いついたが吉日!やるっきゃない!
疲れにより、歯止めが効かなくなった私はそれを実行した。
「スゥ───────」
思い切り吸ってー!
「セック○したぁぁああぁぁぁああぁい!」
大声で叫んだ!
「ふぅ、スッキリしたぁ」
これもう、会社のどこにいても聞こえるんじゃね?ってぐらい大声だした。気ン持ちいい!
ルンルンと、音符がつきそうなくらいの歩きで出口へ向かった。しかし、
「あれ?外明るくない?」
時間を見ると、大体の出勤時間であった。……………これってさ、私帰る意味ないしさ、ワンチャン人が来てたりする?
先ほどまでの興奮状態とは打って変わって冷静になった。
すると、扉の方から音が聞こえた。急に血の気が引き、恐る恐る扉へ目をやると、
「あー、ね、うん。とりあえずさぁ、帰ってもらって、それから解雇のお話しようか」
なんと、上司がいました〜!
「あ、ぁ、あ」
絶望した顔でただうめくだけしかできなかった。
その後、私は帰宅し、正式に解雇通知が届き、最後の給料を受け取って退社となった。
「終わったーw」
もう笑うしかねぇよ。うん。もうね、解雇までが早い。慈悲とか一切ない。なさすぎてもはや慈悲を求めることすらできんかった。………どうしよう、これから。あぁ、そうか。これから路上生活になるんだ。それで、『金なんかねぇよ』とか、『家持ったら負けやと思ってるんで』とかいう人生になるんだぁ。ヤダァ!路上生活エアプ勢が良かったのにぃ!路上生活なんか望んでねぇよぉ!
「あーでも、こんなんしてる場合じゃないなぁ」
まだ貯金があって、余裕がある今のうちに就活だな。
まず、どこに行きたいかだなぁ。
うーん、頭をひねらすの面倒くさいなぁ。
スマホ立ち上げぇw
「なんかもう実家暮らしニートでもいいな」
さっきなんで路上生活一択だったんだろ。実家があるじゃん。実家が。こうしてニートが一人増えて、サラリーマンの負担が増えるんだよなぁ。ま、知ったこっちゃないけど。
カスみたいなことを考えていると
「………………?なんだこりゃ」
募集中と書かれた広告が流れてきた。
普段はとばすが、今は藁でもいいから縋りたい状態だ。最後まで見るか。
数分間の動画であった。最初は『ふーん、やるやん』みたいな感じだったが……
決めた。ここにする。もうこれ以外やだ。などと妄言を吐くレベルでその企業に惚れ込んでいた。
募集内容を要約すると、
『新規ライバー募集中の大手Vtuber企業で、中年女性を中心に募集を行っていて、元会社員を特に募集している。』
となる。
もうこんなん私に来いって言ってるようなもんじゃん。
応募ってどこから………、あったあった。
「オーディション!応募ぉ!」
?なになに……あ、書類審査とかあんの?しっかりしてんねぇ。自己PR動画も撮影せなあかんの?へぇ、最近の活動者はこんなんしてんだ。
「とりあえず、諸々準備していきますか」
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結論からいうと、受かりました。
「私は何を期待されて受かったんだ?」
受かったことは喜ばしい。仕事が見つかり、これからの新生活何が待っているのかと楽しみでしょうがない。新卒時代を思い出す。しかし、私が受かった事務所はアイドルV育成所とも言われているらしい。
「え?私、セック○したいって叫んだらクビになったので新たな職場として御社を選びましたってPR動画でいったよな?」
そう。私はこの事務所に何を期待されているのかがまるでわからん。
「オーディションの時はこんなこと知らんかったから気になんなかったけど、よく思いだせば危険人物扱いされていたような?」
マジでなんで受かったんだ?
「まぁいいや。打ち合わせとか担当さんに挨拶とか色々あるし、準備しますか」
気しないことにした。
「よっこらセック○」
………この辺も治さないとな。
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そして、話はデビュー配信当日へと繋がる。
「ふひー、ここまでが長ぇよ」
やっと配信である。ママやV体作成、キャラ付けなどなど……。多くのことをやっているうちに九ヶ月も経っていた。うん。時の流れは速ぇな。てか、私のママエロかったなぁ。絵ぇうまくてエロくて最高だった。配信に関しては担当さんからはサムネイルはこちらである程度やっておきますが、配信タイトルとかはご自分でお願いしますと言われた。だから私は、
『社内で『セック○したい』って叫んだらクビになったのでVtuber始めます』
というタイトルにした。そんなはちゃめちゃやっていいんかって?なんか、担当さんからは『アイドルVとしての期待はしておりませんのではちゃめちゃやってください!』と人によっては悪口になるようなことを言われてるから大丈夫(?)よ。アイドルVとして期待してますって言われるよかはまぁ、良いからなぁ。
お、時間か。そんじゃぁ!
「始めますかぁ!」
ライブ、スタートォ!
こうして、Vtuberの歴史の中で随一のイカれた野郎がネットの海に解き放たれた。
本当は配信シーンまで執筆したかったのですが、明らかに多すぎて次回に回しました。
なので、このお話本当は第1配信になる予定でした………。
こんな感じですが、よろしくお願いします!




