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……顔に出ていたかな?

済みません。

月1が精一杯です。

 


 リアラside


「……はぁ」


 リンさんが溜め息を吐くと、サラと私以外が動く。


「合計で銀貨6枚ですか」

「普通だね」

「普通なのじゃ!」

「「……」」


 慣れているからか、倒したチンピラから装備品と現金を素早く回収してたわ。


 この後も、散策と買い食いを楽しんだけど、チンピラ達から結構な数で声を掛けられたのはウンザリしたわね。




 ルカside


 3日間の休養も終わり、リアラも乗せた俺達の馬車はエルフ国に向かって出発した。


 道中で遭遇したモンスターや、盗賊共は討伐して、モンスターからは血抜きを済ますと「倉庫」に仕舞った。

 盗賊共からはアジトの場所を聞き出して襲って来た盗賊共を処理すると、俺はアジトに向かい金銀財宝おたからを回収して留守番をしていた盗賊共を処理して、アジトに使われた洞窟は物理的に潰した。


「……凄いわね」

「趣味みたいなもんだ」

「趣味?」

「ああ」

「変わった趣味ね」

「メリットも有るし、周りも助かるから良いだろ」

「……それもそうね」


 そんな会話をしながら移動して、今日の目的地である街「ジンバイラ」に到着した。


 運良くバリオスもOKの宿屋が決まり、俺達は冒険者ギルドに向かった。


「……合計で大金貨2枚と金貨8枚に、大銀貨6枚と銀貨4枚になります」

「分かった」


 俺は、討伐した盗賊共や徴収した武具等を売ったお金を懐に仕舞う。


 そして、受付嬢が居るカウンターから回れ右をして冒険者ギルドを後にしようとすると、3人の冒険者が立っていた。


「ちょっと待ってくれないか」

「誰だ?」


 俺は舞達の前に立つと誰何すいかした。 


「そんなに警戒しないで大丈夫だ」

「その理由は?」

「こう見えても、オレ達は領主様に仕えている」

「その証明は?」

「これが、その証明だ」


 真ん中に居た冒険者が、懐から宝飾品の様な短剣を出して、更に言った。


「受付嬢! 証言してくれるよな?」

「は、はい。 その短剣は、確かに領主様が、専属で雇った冒険者に渡す短剣です」

「分かった」


 目の前の3人は本当に、この街の領主に仕えているみたいだ。 


「それで?」

「ああ。 実は……」


 話の内容は、領主の三女が病に罹り、治療の為に必要な薬草が有るが、少し森の奥で難易度が高い。

 そこで領主は、3人に命令して同行する冒険者を募る様に言われたみたいだ。

 それで、とりあえず冒険者ギルドに来てみると、盗賊共の討伐で大金貨以上を稼ぐ冒険者達……つまり、俺達だ。

 それで、俺達に声を掛けた訳だ。


「皆と、相談したい」

「分かった」


 俺達は、3人から少し離れて相談した。


「どう思う?」

「領主に仕えているのは事実みたいだから、言っている事も本当だと思うよ」

「マイと同意見よ」

「ルカ様の意向に従います」

「のじゃ!」

「私も、信じて良いと思う」

「分かった」


 俺は3人の前に出て言った。


「話を聞こう」

「分かった」


 そして話は纏まり、俺達は3人に付いて行き領主館に向かった。


「領主様。 今回の件で、協力して頂く冒険者達を連れて来ました」

「……うむ」


 応接室で待つ俺達の前に現れた領主は、隠そうともせずに、俺達の値踏みを始めた。


「子供と女がか?」

「この者達は、盗賊を討伐出来る実力を持っております」

「そうか。 ヘイゲン」


 一緒に入って来た男が返事をした。


「は!」

「後は任せる」

「畏まりました」


 ヘイゲンと言われた執事らしき男が答えると、領主は退室した。


 自分の娘が危ないのに、関わらないのか?


「三女のマリルーダ様の所に向かわれたかと」


 ……顔に出ていたかな?


「それでは、詳細を詰めようかと思います」


 この後、今回の件で正式に俺達を雇う事になり書類が作成された。


「……以上です。 何か、気になる点や不備はございませんか?」


 舞達に見せたが、皆が頷いた。


「問題無い」

「では、ここに名前を記入してください」

「分かった」

「……確かに。 では、よろしくお願いします」


 ヘイゲンも退室後に、お互いに自己紹介を済ます。


「アガス。 今後の予定は?」

「先ずは、これからよろしく」

「よろしく」


 代表で俺が挨拶をした。


「予定だが、オレ達の仲間が必要な物資等を買いに行っているから、ルカ達は明日の午前7時までに南門に集合してくれ」

「分かった」


 俺達も領主館を後にして、市場で適当に食材や調味料の補充を済ますと宿屋に戻った。


「まあ、気になる点は無いから良いよな?」

「勿論だよ」

「有ったら、あの場で言っているわ」

「ルカ様が決められた事に従います」

「のじゃ!」

「私も」


 リン以下が思考を放棄しているみたいだが、信頼の証としておこう。



 翌日の朝、早めに朝食を済ますと南門で待っていると、1台の馬車が近付いた。


 近付いた馬車の御者席には、今回の責任者であるアガスが座っていた。


「「「「「……」」」」」


 アガス達は、黒曜馬を見て絶句していた。


「……な!?」

「俺達の馬車を牽いてくれる従魔の黒曜馬だ」

「……お前達、何者だ?」

「冒険者だよ」

「……悪い。 冒険者の過去を聞くなんてな」

「気にしていない」

「済まない。 それで、昨日紹介が出来なかったオレ達の仲間だ」




厳しくも温かいメッセージを待っています!

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