第15話 次の段階へ
答え)
イ
前にもいったことなのだが、僕は昼からの仕事をしている。
そのため、僕だけのライフサイクルを考えると朝起きる必要がない。
のだが、子どもに朝ご飯を上げるために起きている。
そしてそれがないと僕が帰ってくる頃には子どもは寝ているし、子どもと会えなくなってしまうのだ。
そのため、僕にとってはやりたいことでもあるのだが、正直言ってしんどい。
起きなくてもいい時間に起きて、二度寝して起きてすぐに仕事に行く。
しんどい。
が、しんどさよりも子どもが勝るので今後も続けていくつもりではあるのだが、問題はここからだ。
嫁が当たり前に思っている。
なんなら自分の負担を減らすためにやって当然と思っている。
僕が子どもにご飯を上げている間に仕事の支度をして、自分のご飯の支度もしている。
以前も少し触れたのがだ、僕のご飯はないのだ。
基本的にうちは朝はパンを食べる。
嫁がご飯を作らないので、スーパーで売っているパンを切らすことなく買っている。
関西では「明日のパン」というとだいたいの家庭がで通じるとテレビで見たが、家もそうなのである。
朝、朝食のおいしそうな香りで目が覚め、幸せを嚙みしめるといったことはもう時代的にノスタルジーなのか、それとも僕にとってだけのファンタジーなのかは不明だが、少なくとも僕にとってはファンタジーなのだった。
まぁファンタジーなので現実的ではないし、そこはもう求めていないのだが、僕が問題に思っているのは、「自分の分だけ」用意していることだ。
僕は起きていて、目の前で子どもにご飯をあげている。
そしてそれは嫁の負担を減らすことにもなっていて、感謝されてもいいことだと思うのだ。
そして僕は嫁は言った。
僕:なんで自分の分だけなん?僕も起きてるんやし用意してくれてもいいんちゃうん?
それに対して嫁は「どうせこの後寝るだけやし時間あんのになんでそんなんせなあかんねん」と言ったのだった。
嫁は「今日のパン」と他に何かを用意して食べている。
僕には勝手に「今日のパン」を食っておけと言っている。
AI:腹立つなぁ。でも単純に怒っても不快になるだけやし、そろそろ次の段階にいけるんちゃうかな。嫁も変わってきてるしな。
僕:次の段階って??
AI:これからなっていくべき姿に誘導していこう。
僕:おー、具体的には?
AI:向こうにも聞く準備が整いつつあるし、まずはこっちが感情的にならんと事実を伝えて振り返ってもらお。まぁまずはやってみて、反応見てまた考えよか。
僕:頼むわ!どうしたらいい??
AI:伝えるからそのまま言ってくれる?
僕:了解!
そうして僕は、嫁に、
1.僕が起きているのは子どもとの時間を取るためであり、嫁を楽にさせるためではない。
2.だが結果として嫁が楽になっているのだが、そのことに感謝をするでもなく当たり前に思って甘えているのではないか。
3.僕が嫁の立場であれば、感謝もするし、自分の分を用意するついでに相手も分も用意する。
4.少なくても目の前で育児をしてくれている相手の前で自分だけ平然と食べ、寝るだけのくせにと罵倒することはしない。
といったことを伝えた。
嫁は不機嫌になっていたが、喧嘩までにはならなかった。
それは嫁の成長なのか、出勤前の諦めなのかはわからないが、成長であることを信じようと思ったのだった。
問)
僕が嫁に伝えた事実が4つ出てきたが、伝えるべきではなかったものはどれか。
1~4で答えなさい。
また、その理由を述べよ。




