第83話 お姉…さん?
ま、まだくじ…だいじょうぶ、致命傷なだけ(´・ω・`)
どうも…なんか久し振りですか?ミーシャです!!
今は、何者かに跡をつけられていて…
どうしましょうか?と視線でアルルさんに訴えかけると、アルルさんは口の動きで『3歩進んで振り返り、鎮圧する』と合図してくれました。手にはハンドガンのような物が握られており、準備万端です。
「ふぅ………っ!?」
「あれ…?」
ーーー同時に後ろへ振り返ったのですが…何故かそこには誰もいません。ただ、砂埃が小さく舞って…ん?
「なんでーーー」
「おおっ、結構柔らかいね?」
「ふひゃあっ!?」
突然背後から声が聞こえるのと同時に、お尻が揉まれる感覚に驚いて回し蹴りをしたのですが…
「おっと、危ないな〜」
そこにいた女性は、呑気にそんなことを言いながら軽く避けていました。
「あ、貴女誰ですか!?しかも、初対面の人のお、おお…」
「まぁまぁ落ち着いて…そこの子も、銃を下ろして…ね?」
「信用出来ない相手に、銃を下ろすと本当に思ってるの?」
「手厳しいなぁ〜」と笑いながら言う女性に警戒心が強くなっていきます。そもそも、私に痴漢してきた時点で心情は最悪です。
「私はルジェのお姉さんーーーいや、今はご先祖様なんだけど…」
「???」
「うーん、どうしたら分かってくれるかな…あ、ルジェのスリーサイズとかは…え、興味ない?なら、ルジェの成長ファイルの写しを授けよう!!それには、ルジェのあんなことやこんなことが書かれてるよ♪」
「は、はぁ…」
とりあえず、読んでみることにしました…
…最近、ルジェの胸の成長が凄い。さらしを巻いて抑えているから動いても痛くなさそうだが、脱いだらそれはもう凄k
…パタンっとファイルを閉じました。これは、ただのセクハラでは?
「もうちょっと読もうよ〜…ね?ね?」
「はぁー…」
…添い寝をしていたある日、ルジェが息を荒くしてうっとりとした表情で自i
バンッ!!!
「全然健全な話がないじゃないですかッ!!!」
「いやいや、私は姉として妹の成長をだね…」
「流石に姉妹だろうと、これを書き残すとか人の心がないんですか!?これって【なろう】で大丈夫なんですかッ!?」
「ーーーあのね、知性ある生き物が考えられない程長い年月を過ごした先に行き着くのは、結局エロなんだよ?」
そんな悟り散らかした顔でなんて事言うんですか!?
「それじゃあ、ルジェに…『私は親族として、姉として、貴女がどんな道を行こうとも、ずっと愛してる』って伝えてね?」
自称ルジェのお姉さん?ご先祖様?は私達に小さく手を振ると、次の瞬間にはいなくなっていました…
Qルジェのご先祖様って何者?
Aこの世界で初めの悪魔であり、実力は全盛期ヴェスタちゃんと互角くらい。
Qどうしてご先祖様がこんな変態さんなの?
A本当はクール系になる筈が、自身の最後の子孫ということでとんでもなく溺愛して、それが行き過ぎておじさんみたいになってますが、凄くいい人なんです…えぇ、どうにかルジェと結婚できないか計画していても、真面目で常識ある人…あれ?
Qご先祖様に何があったの?
A夫を殺されて暴走し、全ての生き物を水風船みたいに弾けさせて暴れていた所を封印された。現在は封印が弱まった事で半霊体になって自由気ままに放浪している。そして、最後の子孫であるルジェを気にかけている。ルジェが産まれる時に『あ、これまずいじゃん!?私が肩代わりすっか!!』的なノリでルジェの双子として転生し、ルジェに掛かる負担を分散させた。転生した時に力と記憶の大部分が抜けた為、あまり強くなかった。陰ながらルジェの事を見守っている。所謂、親バカならぬ孫バカ(?)なのである。




