20話
毎日更新中。。。そろそろ厳しいw
〇マサート・ギリーク視点
アストは今日も一緒にご飯を食べない。
週に2回はどうも固定化しているようだ。
そんな事が3か月ほど続いていた。
入学から半月程は経っているのでボクらもだいぶ打ち解けている。
週2回。それ以外はボクらと一緒に食事をとるのだけれど。
「ボクもね。縁談はね。あるのさぁ?」
「だろうな」
コーンスープを救いながらそっけなくヴェルトが返す。
「ただね、なぜかぁ~相手から断られ・・・るんだよぉ・・・・。
逢った後にね、断りの連絡がねぇ・・・」
なんでかねぇ。すでに10件以上は断られて・・・・。
見た目は悪くないと思っているのだけれどねぇ。
「あー、アレだ。ホラ。なんつーか。
相手が見る目がないとかいうやつだ!」
ずいぶん適当にフォークに刺したソーセージをかじりながら言うけれど、
それは励ましているのかなぁ?
世の中には見る目がない女の子がそんなにいるのかいぃ!
と叫びたいが今はボクの話は置いておくとしよう。
心の棚にそっとねぇ。
「それよりもアストの事さぁ」
「どうかしたのか?」
「どうかしたのか?じゃないよぉ。ど~考えても最近浮足だってるよねぇ?
多分、前に推察した通りにぃ~女の子に逢っているのさ!
そして上手くいっているのだよぉ!」
「だから、それがどうかしたのか?」
「くっ、これだから年上おねぇさんの婚約者がいる奴はぁぁぁぁ!」
いつか寝取られろぉ!と心で思う事にするよぉ。
言うと殴られそうだからねぇ。暴力はきらいさぁ。
「ちょっ声デケーよ! 後なんか飛んできたし」
「ああああぁぁ、すまないねぇぇぇ。ちょ~っと取り乱したよぉ」
しかし、ヴェルトは意外と冷静だねぇ。
モテる男は友達に彼女ができて付き合いが悪くなっても平気なのかなぁ?
と思わなくもないよぉ。
「ところでぇ。相談なのだけれどねぇ~」
そうこれは相談であり、強制ではないのだよぉ。
次の日のお昼にはアストは普通にボクらと一緒にご飯を食べる。
学生食堂のランチセットだけれど、貴族用と言う事もありそれなりのお値段だ。
こういうのを稼ぐのにアストは週末に頑張っている苦労人であるのだと知っている。
けぇれぇどぉ~婚約者とか妬ましいのだよぉ!
「ところでアストは婚約者とかいるのかいぃ?」
「は?
何いってるの?
前から居ないって言ってるじゃない」
そうあくまでトボケた顔でアハハンハンだぁ。
「そ~なのかい?じ、実家から色々言われてないのかいぃ?」
「特には言われてないよ。
実際、僕に婚約者とか居てもね・・・養うなんて・・・うう」
「そ、そうかいぃ」
貧乏な男爵家では貴族令嬢を迎えるのが厳しいとかあるのかもしれないねぇ。
ん?
とすると。
週2回は一体何をしてるのだろうか?
ちょっと聞いてみたいところだ。
「それでねぇ。実はボクらはねぇ、
キミが家の事情か何かでボクらと週2回のご飯が一緒できないのでは?
と思っていたのさぁ。
聞けなかったけれど~聞いてもいいのかい?」
「な、なんでそんな事をききたがるんだい?」
!!!
「な~ん~で~?そんなの決まってるじゃないかぁ?
裏切り者には『死』をとか思ってないさぁ?
『婚約者』候補にでも逢っているんじゃなかと思っていたけれど~
勘違い見たいだったからねぇ、そう感知『外』だよねぇ」
そう勘違いのはず。
ただぁ、「この隠し事してます」感がボクにいうんだよぉ。
アストが~。
女の子と逢っているぅ~?
イチャイチャしているぅ~ってねぇ?
そう浮足立って出かける様はぁ~隠れた逢瀬に見えてしまうからねぇ。
しかも、ボクらにはぁ~言えないような事で
連れていけない場所でぇ~
合わせられない人でもぉ~
いるのでは無いかと!
「・・・・・・・」
アストく~ん、そこで押し黙ってしまうのかいぃぃぃぃ!
「ま・さ・か・お・ん・な・の・こ?」
「!」
アストの動きか一瞬固まる。
ボクは勘いいほうではないけれど、アストの動揺は何故かわかる。
友達ってそういうものだろ~?
「じゃぁ~ないよねぇ~」
この裏切り者に『死』を!
そう言った瞬間アストは逃げ出した。
間違いなく黒だねぇ。
うちのクラスのやつらにはこの事を後で連絡する。
「ヒモーテ同盟」の結束は固いのだ!
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