焼き肉と防衛戦の終演
ウマウマ!うーん、やっぱり自分で狩った獲物は一味違いますね!
あ、ドライトさんです!
今、ベヒーモスやらクラーケンやらで焼き肉パーティーしてるんですよ!
あの後ベヒーモスを解体して神界メルクに戻ったドライト達に、マルキダエル達をなんとかして欲しいとバキエルに頼まれた。
なんの事かと思っていると、巨大な水晶珠に映っていたのはクラーケンと死闘を繰り広げるマルキダエル達だった。
「何してるのかしら?」
メルクルナが不思議そうに言う、画面の中でマルキダエル達幹部が前衛で戦い、他の天使達は後方からサポートしてるのだがみんな飛んで空中に居るのだ。
当たり前だがクラーケンは海の中に居る。
海の中から触腕と腕だけ出して天使達を捕まえようとしている、それを天使達は魔法で撃退しているのだが次々と再生して、天使達の攻撃もあまり効果が無いようだ。
海の中のクラーケンを倒すには陸か浅瀬に誘い出すか、強力な雷系か氷系の魔法で倒す方法が一般的だが実はもう1つ方法がある。
潜るのだ!
……海の中に住む生物に水中戦挑むとかバカなの?アホなの?良い先生を紹介しないといけないの!?っと思うだろうが天使族と竜人族の幹部クラスなら水中戦も問題ないはずなのだ。
つまり、メルクルナはなんで潜ってさっさと倒さないのかと思って不思議そうにしているのだ!
「ねえ?なんで海に潜って倒さないの?早く焼き肉パーティーしたいんだけど?」
そうメルクルナがアスモデルに言うと、アスモデルが困ってオクを見た。
「いやいやいや!私を見られても困るわよ!?
竜人族で討伐に行っても良いけど、マルキダエル達に恨まれてもウザいし!」
「そうよねぇ、マルキダエルとウェルキエルはウザいもんねぇ……ってかあいつ等なんで海の中に入って戦わないのよ!」
そうアスモデルが絶叫するとバルビエルが「あら知らないの?」っ言いながらハマリエルとフル見た、するとハマリエルとフルは目を逸らそうとしてアスモデルに頭をガッチリと掴まれて、真正面からにらまれた。
そしてフルが耐えきれずにしゃべり始める。
「ち、違うよ〜私はアスモデルにも教えようって言ったんだよ〜?」
「フ、フル裏切る気!?」
「だって〜ハマリエルがアスモデルに黙ってて悔しがらせようって〜」
「ちょっとフル!私達友達で、アダダダダ!食い込んでる!アスモデルさん指が食い込んでます!」
アスモデルがハマリエルをにらみつけて「言え」っと一言、言うとハマリエルが何故マルキダエル達が海の中に入らないか話し始めた。
「い、いやフルがね?私の研究室になんかの油を持って来てて、何それって聞いたらドライト様に良い物貰ったって」
するとオクがフルに何を貰ったのか聞き始めた。
「えっとね〜妹様達が産まれたら〜、お世話する時に使う油をフルで試してみて〜、ってくれたの〜お肌とか羽に良いんだって〜」
「へー、私も聞いてないんだけど?」
オクが笑顔でフルに聞くがその顔は明らかに怒りに満ちてる。
「だ、だって〜まだ試作品だから色々テストしてから、っと思って〜」
「まぁ、フルの事だから独り占めなんかしないとは思うけど、なんでそれがマルキダエル達が海に入らないのと関係有るのよ?ハマリエルどうせアンタがなんか知ってるか関わってるんでしょ?」
「ち、違うんだって!私達天使にも効果が有るのか知りたくって、バキエルに頼んでドライト様に私が使っても良いのか聞いたんだよ!
そしたら、ドライト様が大丈夫だけど成分少し変えた方が良いかもしれないから、誰かで試してって言うからさ!マルキダエルとウェルキエルのアホ達で試したんだよ!」
「試したってあなたねぇ……」
「そうしたら、思いのほか効果があってさ……私達も綺麗になってアスモデルを驚かせて悔しがらせようと思って……」
「まったく……で、それがどうしてあのアホ達が海に入らない事になるのよ?」
「い、いや、マルキダエルがメルクルナ様に、良い羽ね!って褒められてもっとよこせってなって……」
「ま、まさか、その油が落ちるから水の中に入りたくないとか!?」
「う、うん……」
「それでそれはバルビエルも知ってたと……と言うか知らないのってまさか私とオクだけとか言わないわよね?」
「「「「「………………」」」」」
周りに居た天使族だけでなく竜人族まで黙り込む、アスモデルとオクはニッコリと微笑むと、
「「あなた達の罰は後でします、今はクラーケンをさっさと討伐してドライト様とメルクルナ様に落ち着いてお食事を……あ、あら?」」
アスモデルとオクがメルクルナの方を向くと居なかった、っと言うかメルクルナだけではなくレムリア、ヌーマ、セレナ、シリカ達全員が居なくなっていて見回すとドライトに群がって油を受け取っていた。
アスモデルとオクは顔を見合わせると2人も貰いに行くのだった……
ドライト特製の美容油を受け取った一同はホクホクしながらバキエルの元に戻るとメルクルナが「そろそろお昼かぁ……」っと言ってアスモデルとバルビエルを連れて食堂に向かってしまった。
龍神達やセレナにシリカ達も行ってしまい、バキエルやオク達はクラーケンはどうすれば……っと呆然としていると、
「わたしゅにまかせるでしゅよ!」
「楽しい……実験……!」
「ドライト様どんな事するんですか!?」
「ドライト様ぁ〜主神室に早く行こう〜?」
っとやばそうな面子が残っていた、そして後ろからは、
「一発で倒さないとレムリア様達に気づかれますから、上手くやらなとね!」
っとメルクルナが皆に話しかけてきた。
バキエルは
「メ、メルクルナ様!何時の間に!?」
「レムリア様達はお食事をしながら美容油の話で盛り上がっているわ!さあ、ドライトさん、イカをどうしますか!?」
そう言ってドライト達は主神室に向かう、バキエルとオクが「レムリア様達に報告した方が?」っと言っているが、メルクルナとドライトに「お食事の邪魔しちゃダメよ?」っと言われてにらまれてしまい、バキエルとオクは主神と創造者を止める事が出来ずに見守る事しか出来なかった、そしてドライト達は主神室に入ると早速設定をいじり始める、そして完了したのかドライトが主神席と書かれた椅子に座ると制御管理室に居る天使達と竜人達に言い放った。
『これからクラーケンの討伐兼海産物の収獲をします!天罰と神罰でクラーケンを倒しますので、その後皆さんで海産物の収獲をしてください!』
それにメルクルナが続き、
「良い!?夕飯がタダの焼肉になるか、豪華焼肉&海鮮バーベキューになるかは皆の働きにかかっているわ!各員奮闘努力せよ!」
さらにハマリエルとフルが、
「目標設定完了!メルクルナ様!ドライト様!こちらの設定は完了しています!」
「エネルギ〜充填率100%超えました〜いけますぅ〜」
そして最後にアンジュラが、
「皆……ついでにマルキダエルとウェルキエル達の回収もよろ……」
と、つぶやいたのだった……
その呟きをバキエルとオクが聞き、メルクルナが居ない事に気がついたアスモデルとバルビエルが慌てて戻ってきて、
「「「「え?」」」」
っと驚いた瞬間、ドライトが発動ボタンを押した。
すると海が無くなった、正確にはクラーケンを中心に半径10キロほどの海水が無くなったのだ、マルキダエル達は驚き固まっていたがチャンスだとクラーケンに殺到して、魔法や物理で攻撃しようとする。
そこに巨大な雷が100撃ほど落ちた、マルキダエル達を巻き込んで……
「やったわ!皆早く転移して海産物の収獲に入るのよ!」
『私が海水を制御している間に1つでも多く収獲するのですよ!』
「ドライト様メルクルナ様、大量の海産物を確認しました!収獲時です!」
「美味しそう〜いっぱい欲しいなぁ〜」
「手が空いてたら……マルキダエル達の回収もよろ……」
「「「「へ?」」」」
アンジュラにそう言われてアスモデルとオクが水晶珠に目を向けると……マルキダエル達も感電してぶっ倒れていた。
「ちょ!マルキダエル達は大丈夫なんですか!?」
そう言って振り返ると、ドライトを残して皆居なくなっていた。
「はやくとってくるでしゅよ!ここはわたしゅがささえますから!アホたちはたぶんだいじょうでしゅ!」
アスモデル達は諦めて管理システムを使って転移したのだった。
「うっひょおぉぉ〜!獲り放題よ!大漁よ〜!」
「メルクルナ様あっちにマグロが!」
「こっちは〜エビとカニがいっぱいいるぅ〜!」
「ドンドン集める……むふぅ〜……!」
転移した先ではメルクルナ達がとんでもない速度で獲物を収獲してた、アスモデル達が取りあえずマルキダエル達を救助しようとすると、
「こら〜!サボってないで収獲しなさい〜!」
そうメルクルナに怒られたが、アスモデルが「マルキダエル達が……」っと言うと、
「忘れてたわ!これでも食らえい!」
メルクルナの周りに無数の水球が現れると次々とマルキダエル達の頭に着弾する、すると……
「ブハァ!甘い!なんだこれ!引くほど甘いんだけど!?」
っと次々と目を覚ました。
「あんた等も漁の手伝いしなさい!さっさと集めるのよ!」
そうメルクルナに突然言われてマルキダエル達が周りを見回すと、死んだクラーケンと共に大量の魚介類が転がっていた、そしてハマリエルとフルがこれに入れろと、魔法の風呂敷袋を大量に取り出しサッサと収獲に戻って行く。
そして1時間ほどでメルクルナ達は大漁旗を掲げて、神都メルクに凱旋したのだつた。
「マルキダエルさんクラーケンもわすれちゃだめでしゅよ!?ふろしきにはいらない?こんじょうでもってくるでしゅ!」
マルキダエルとウェルキエル達は「ヒーヒー」言いながら、なんとか神都メルクにクラーケンを持ち帰ったのだった……
夕刻、豪華海鮮バーベキューの用意を皆でしているとドライトとメルクルナにアンジュラがアスモデルとオクに呼び出された。
「なんでしゅかね?ようがあるならむこうからくるべきでしゅよね?」
「まったく、これでも最高神よ?管理神なのよ!?」
「躾が必要……」
等とプリプリ怒りながら制御管理室に向かうと、そこには龍神達とセレナにシリカ達も待っていた。
「あれ?かあちゃま?クラーケンをさばくんじゃないんでしゅか?」
「龍神様達も豪華海鮮バーベキュー食べるんですよね?用意してありますよ!」
「シリカ姉……なんか用あった……?」
管理システムと向き合っていた面々がふり返り、アスモデルが発言した。
「ドライト様メルクルナ様アンジュラ様わざわざすいません、以前に巣に訪ねてお聞きしたい事があると言った件なのですが……」
だが、オクが間に割って入り、
「アスモデル、悪いこっちが先に報告させてもらうわ!ドライト様、良いですか?」
「なんでしゅか?」
「はい、竜人で外洋も偵察している事は御存じだと思うのですが、侵入者達が全く見当たらないんですよ……
時期的にそろそろ来ないと、妹様方が孵化してしまので全く影すら見えないので、変だと言う者が多くて……」
「てんいじんとかあるのではないでしゅか?まえにもきてるのでしゅから、なにかおいてあるのでは?」
「大陸中を捜索したのですが、転移陣などは見当たりませんでした……天使族が管理システムを使っても見つかってません」
「おかしゅいでしゅね……?」
今度はアスモデルがドライト達3人の前に立つと、お聞きしたいのはこの事なんですが、っと声をかけてきた。
真面目な話だと感じたドライトは念話に切り替える。
『これは管理システムの初回起動時の神罰と天罰の一覧ですか?』
「はい、この雷はサルファさんが行ったんですよね?最初の餡子神罰はドライト様が……」
『そうですね……この同じ日付に行われた後のは詳しくは私は知りませんよ?
メルクルナさんとアンジェ姉さんが行ったものですからね?』
「はい、こちらもシステムをチェックしてほとんど調べ終わってるのですが、この部分を見てください、やたらとこの部分だけ神罰の数と人数が多いいんですよ?」
「これ……メルクルナがやったやつだと思う……」
「アンジュラ様覚えているのですか?」
「へ?……これなんでこんなにやったんだっけ?」
アンジュラは正確に覚えているのではなく、自分がこんなに多くの者に神罰を与えた記憶が無いからっと答えて、メルクルナは何かに怒って勢いでやったかもしれないと答えた。
「ドライトそれにね?ここだけやたらとプロテクトが固くて、私達だけでなくセレナ様や龍神様達も閲覧できないのよ……あなたなんか知ってるんじゃないの?」
そうシリカ言ってきて、カーネリアとサルファも横でうんうんとうなずいてる。
『情報の閲覧にそんなに強固なプロテクトかけた覚えは……
ああこれはメルクルナさんの権限でかけられたプロテクトですね、管理システムは最高神権限で特別に選んだ物だけに、私と同等のプロテクトがかけられる様に出来ているのですよ。
メルクルナさん何にかけたんですか?』
「……なんだっけ?たしか他に見せちゃまずいと思ってプロテクトかけた記憶……あ!これ自分の記憶にもプロテクトかけたんだった!」
メルクルナが管理システム以外に、自分の記憶にすらプロテクトをかけたと言って皆を驚かせる、そしてメルクルナがプロテクトの解除を開始する、
「この記憶解除できるのは龍や龍神の方々に原始の神々に問われた時だけにしてたんです……
ふう、解除完了……神罰を与えた者達の一覧です……驚かないでくださいね?」
そこに載っていたのは……メルクルナ教の法皇から司教まで、さらにメルクルナ教と深い関わり合いを持つ国の王や皇帝にその大臣や将軍達でのリストだった。
それを見せてメルクルナはため息をつきながら語り始めた、何故この者達に神罰を与えたのか、自分の信者達にだ……
「世界樹に龍の卵を狙ってやって来た者達の正体は……メルクルナ教の信徒だったのです、ある法皇が私が与えた教義や聖典を改組し始めて、その後を継いだ法皇達がさらに自分達に都合の良い様に変えてしまったのです……
最初に改組した法皇は悪気があった訳ではなく、時代に合った良い物にしようとしたようなのですが……」
だが、アスモデル達天使は激怒していた。
「メルクルナ様お与えになった物を勝手に改組するなど、まさに神をも恐れない所業です!
罰されて当然ですよメルクルナ様!」
他の者達も「そうだそうだ!」と同調したが、メルクルナは暗い顔をしながら続ける。
「いえ……私も悪いのです、私が忙しさにかこつけて印を与えたり、実体化して導くのをしていなかったのですから……
なんにしろ、龍の卵を狙ってくる者達、侵入者をなんとかしなければいけないと思い、あの日私は管理システムを使って法皇や各国の者達を亜空間に呼び寄せ、話をしたのです……
すると、最初は私をメルクルナと認めていた者達が私を邪神と罵り始めて龍の卵を狙うのはメルクルナ様の……私の教えだと言うのです」
呆然としてそれを聞いていた龍達だったが、レムリアがそっとメルクルナに近づくと頭を優しく抱き「辛かったわね……」となで始めた……
「本当に私は愚か者です……世界の管理が忙しかったとは言え、私が主神の宗教があんなにも変質していたと、気づかなかったんですから……」
「でも、メルクルナ。なんで卵を狙い始めたの?しかも龍の卵を……」
そうセレナが聞くと、メルクルナが意外な事を言い始めた。
「それなんですが、実はジェード王国の建国と関係があるんですよ、龍の加護を得た強力な王国が出来た……
大国はメルクルナ教国や帝国などだけで良い、龍の力でできた国など潰れてしまえば良い!
どうやって?龍の卵を壊せばジェード王国は面子が丸つぶれになり、龍よりもメルクルナ神の力が強い証明になる……
本当にどうしようもないですね……」
そう話すと涙を流し始めるメルクルナは、自分の羽を出した。
「印として私の羽から羽毛を与えたのですが、それでも信用してもらえませんでしたわ……」
6対12枚あるその羽は無残にも、羽毛が大分減っていた……
それを見た、天使達は「御労しい……」や「メルクルナ様お可哀想!」などと嘆き、シリカ達も「お気に入りの羽だったのにこんな事に……」や「羽は私達龍にとっても美しさや力強さを表す大切な部分です、それがこんな事に……」などと言って、なぐさめていたがドライトが、
『いや、羽毛が無いのは天使族を創造した時に使ったからじゃないですか……』
っと言うと、メルクルナが
「そういやそうだった!あのアホ共にはもったいないから2、3枚くれてやっただけだった!」
と言って皆ずっこけてた。
「ま、まぁなんにしろこの神罰リストはそのアホ共を塩に変えた結果ね!
今後は龍の卵狙う様なアホが出ない様に、しっかりと見せつける様に神罰落としたからね!」
するとドライトがその情報を見ていて言い出した。
『結構えげつない神罰ですね……これ塩になっても意識が有るんですね、塩になった瞬間に固定化されたので彫像見たくなっていますね……
しかも、ステラとルチルが孵ったら固定化が解けて壊れるんですか……ステラとルチルが孵化したら同時にお祝いしなきゃですね!』
「そーなのよ!中々良い設定でしょ?世界を崩壊させかけたんだから当然の罰よね!」
などとドライトとメルクルナが話しているのをレムリアが聞き、
「固定化……魂はどうなっているの?」
「塩の中心に核があるんでそこに宿ってますよ?固定化解けたら同時に壊れて死にますけどw」
『うーん、システムとつなげて孵化するのが何時か教えてあげましょうか?孵化するまで楽しみですね!』
そう答えるメルクルナとドライトを「こら!」っと叱りつけると、解除してあげなさいとレムリアが言う。
メルクルナとドライトだけではなくシリカ達やアスモデルにオクまで、それはどうかと反論するがレムリアは「許す事も大事ですよ?」っと皆を諭してメルクルナを納得させた。
ドライトもメルクルナが納得したならとシブシブ解除にして元に戻す作業に入った。
するとシリカ達が話し始めた。
「てか、メルクルナもいきなりえぐい神罰加えたり、見た目に反して恐ろしい事するよな……」
「そうですよね、結構武闘派の所もありますし……ドライトさんと戦う時も魔法ではなく物理で戦いを挑んでましたし」
「駄神……神なんだから魔法使うべき……」
そうカーネリアとサルファにアンジュラが話していると、シリカが意外そうな顔をして言い出した。
「あら!リアとアンジェはともかくサルファも知らないの!?」
「なに(が?)(がですか?)(……?)」
っとサルファ達は本当に知らないようなので、説明しだす。
「この世界の名前は?そうユノガンドね!じゃあなんでユノガンドなの?そうそう!この世界の創造の中心になったのが原始の神ユノガンド様、つまりその名前をいただいてるのよ!
それでね?ユノガント様って悩筋なのよ!原始の神々の中でもかなり力があるらしいんだど……悩筋としても有名な方なのよ!
で、そのユノガンド様に管理神として送り込まれてきたのがメルクルナなのよ、あとは分かるわね?」
サルファ達が「そうだったのですか……」「上司の影響かよ……」「ユノガンド様も……駄神……?」等と言っているとドライトとメルクルナが「解除しました」と戻ってきた。
するとアスモデルがメルクルナとドライトに言った。
「なんにしろこれで防衛体制は解除ですね……」
だが2人は
「……へ?」「なんでかいじょでしゅか?」
と言い出した。
「え?侵入者はもう来ないはずでは?侵入者達の中心に居た者達に神罰を与えたんですから」
「もしかして、侵入者来ないのって……」
「メルクルナ様の神罰が原因ですね」
「こ、このいっかげちゅのくろうはなんだったんでしゅか!?」
そうドライトの絶叫と、共に防衛戦は終演したのだった。
お読みいただきありがとうございました。
感想、ブクマいただけると嬉しいです。




