エピローグ
二人は、図書館近くのファミレスで対峙していた。
「元彼?」
聞いてしまい直ぐに後悔の色を滲ませる伊緒。
今や何とも想ってない男性の事を、伊緒に告げるのを躊躇する菫。
「俺達、セフレ?」
菫の心臓は警鐘を鳴らす。
(伊緒クンの口からそんな安易な関係だと言われたくなかった)
「伊緒クンはどう思うの?」
ズルイ言い方だと思った。自分が答える事を拒否した質問だ。
浦部クンが良くこういう物言いをした。
駆け引き。
伊緒が万が一にも、恋心を抱いていてくれてるのだとしたら
きちんと確かにあるこの気持ちを伝えたい。
「そう思われても仕方ないと思うよ。」
伊緒は菫から返された質問にこう答えた。
菫の瞳は真っ直ぐに伊緒に向けられている。
目は口ほどに物を言うって言うんじゃなかったか?と伊緒は思う。
残念ながら菫の心を読み取る事は出来ない。
もし菫が、一緒の時間を過ごす事を許してくれるなら、年の差なんて
関係無いと一蹴して、ありったけの気持ちで抱きしめたい。
(私の態度は、セックスを楽しむ年上の女だったのかしら)
(”キスがしたい”と性的アプローチをしたのがそもそも間違ってた)
菫はアイスティーの中の氷が音を立てるのを聞いていた。
伊緒は机の上に置いた両手を組んで、乾いた唇を噛む。
「あたし、伊緒クンと一緒に居れて楽しかったな。織戸悠の話とか・・・。今の高校生の話とか。」
「・・・。」
(これは終焉なの菫さん?)
菫は頭を振った。
(駄目だ、私に浦部クンの真似は出来そうにない。みっともなくたって良いや)
「貴方があたしとのセックスが目的だったとしても、あたしにとってはかけがえのない時間だったよ?」
菫は目を伏せた。
別れが近いと思うから、目頭が熱くなる、鼻腔に痛みが走る。
泣く事だけはしたくないと両手を握りしめる菫。
「・・・それは俺の台詞だよ。」
「え?」
「俺が菫さんとエッチしたくて一緒に居たと思ってる?」
「そ・・そうじゃないの?」
「菫さんこそ、年下相手で持て余してたんじゃないの?・・・あー・・・良いや、そうでも良い。
菫さんが俺の事をガキ扱いしてたとしても良い。俺は、菫さんが好きなんだよ。」
菫は、右手で口元を隠す。
菫の瞳が、涙で潤んでいるのが伊緒にも見て取れた。
それを確認して伊緒は頬を少し赤らめ、口角を上げる。
「菫さんも俺の事、好きだって思っていい?」
伊緒は、菫の名前を知っていた事を先ず話そうと思う。
菫は、図書館に通い詰める伊緒を何時も盗み見ていた事を話そうと思う。
私が迷走してましたね。すみません(汗)
勢いで書いたのは良いが、纏まりも無く、書かんとする事がイマイチ・・・
本当にすみません・・・。愚作・・・。
長編、近々アップします。
そちら、力入れて今、執筆中です。。。頑張ります。
今回ゴメンナサイ。
*** 壬生 ***




