休日(没案)
小説を再構築する際に、消したお話です。
放置する予定でしたが、惜しいと勝手ながら思い、差し込みました。
混乱させてしまい、誠に申し訳ございません。
日曜日。七時頃に目が覚め、昨日と同じく走る。それから、朝食を食べる。
食べ終えると雨都が―
「一緒に買い物に行きませんか。」
と誘ってくる。課題は昨日片付けたから用事は無いので、誘いに乗る。
歩く事数十分。近くの安売りスーパーに着く。今日の目的は、食料品と御一人様二個までのスイーツ。そのスイーツは通常なら一個が税込189円だが、今回は二個で189円。かなりの安さである。しかし、入手難易度はかなりハード。タイムセール物・100個限定・老若男女が好む、それ故に競争が起きるからだ。
店に入り、時間を見るとそのスイーツのタイムセール開始まで後もう少し。俺と雨都はそのタイムセールが起きる場所近くにてスタンバイ。
時が進むに連れて、近くには続々と歴戦のおばちゃんやおじちゃん、主婦などの方々が来る。
そして、時間丁度に係員が少し離れた所でベルを鳴らす。開戦の合図だ。次々とスイーツに押し寄せ群がる人々。その中、俺は妹の分も含め、四個獲得を目指し懸命に腕を伸ばす。
結果、3個獲得。先ず先ずである。その後、食料品と共に買って帰宅する。
夕食前に戦利品のスイーツを食す。非常に美味い。母親も雨都もその味に舌鼓を打っている。
夕食後、俺は疲れの余り十時四十五分頃に眠った。




