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続いて起こること

 銃を買ったらお金の価値が下がる。なぜか。お金が増える、だからお金の価値が下がる。それと同時に物が減る。買えるものが減る。だから物の価値が上がる。それはお金の価値が下がるのと一緒だ。と、いうわけで国家が予算を付けてモノを買うとお金の価値が下がると確かに言える。その瞬間はね。だけど起きるのはそれだけではない。続いて起こることがある。

 物が買われればその会社は儲かる。儲けをどうしようか。もっと儲けたい。新しい人を雇おうか。生産力が上がるね。モノを作ることができる。モノを作る、つまりモノの価値は下がる。買えるモノが増えるから。お金の価値はあがるね。

 会社が儲かったら会社のためだけに使う経営者ばかりじゃないだろう。給料を上げる経営者もいるだろう。将来的に能力のある人を雇うためかもしれないけど。給料が上がれば家庭が潤い、子供ができるかもしれない。子供ができればその子供は遠い将来には働き始めるだろう。働けばモノができる。モノの価値が下がる。お金の価値は上がる。このように国が物を買ったからといって必ずお金の価値が下がるわけではないのだ。


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