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補助金
ベーシックコンサンプションではお金を渡す。補助金もお金を渡すが誰に渡るか。雇う人にお金が渡ることになるよね。ようするに人を雇える人達にお金が渡るわけだ。不正も起きるだろう。まあ、それは置いておく。ちゃんと補助金を貰って日本人を雇ったとする。給料が貰える日本人が増える。まあ、そこはめでたい。半分くらいは。全部ではない。その補助金を全部雇われる人達に渡すわけがないからだ。彼らが手間暇金をかけて雇う。だから渡される補助金のうちに自分の取り分がある。そう考えるだろう。考えもしないか。当たり前のように雇われる人達に渡されるお金が少なくなるだろう。悪意も罪の意識もなくね。そしてこの行為の善悪はとりあえず置いておく。ここで注目すべきなのはお金がどこに行くかだ。
補助金として出ていったお金は雇われ人と雇った人に流れる。両者はお金を使う。同じ日本で。日本円だから。つまり競合する。同じものを奪い合えばどうなるか。得られるモノが少なくなる。