配る覚悟を決めてしまえ
人件費は企業が労働者に払う給料のことだね。収入は人が受け取るもろもろのお金のことだね。労働者にとっては給料がそれに当たる。そしてここが肝心だがその他の収入源があっても構わない。そう、給料が低くて嘆くのは使えるお金が少ないことを嘆いているんだからその分補填されれば経済的には不満は解消されるわけだ。経済以外に関しては無視させてもらうけど。
じゃあ、誰が払うか、ってなると国以外選択肢はないよね。能力的に。労働者の数の多さもそうだし、もし、ケチろうとするならどんな基準で配る額を決めるかとなると国に出てきてもらうよりほかない。強制力も決定の手順にしてもね。
配り方はともかく、配る覚悟を決めてしまえば、マスクがいきなり必要となるような今回のコロナ禍みたいな事態でもマスクは手に入る。人件費を下げても労働者は国からの補填で収入は変わらないし、生産者も費用を掛けてまで生産拠点を海外に移そうとは思わないはず。生産設備が国内に残るわけだ。そして突然の需要でパニックが起きれば生産設備をフル回転させる。フル回転させるための労働者を集めるのも楽だろう。あまり給料を払えなくても国が補填してくれるはずだから。そういう仕組みになっているはずだから。