表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
312/635

貯めるのを止めるんだから使うしかない

 そりゃまあ、支給を受けていても自由に消費することはできる。支給額が上限だからその中で何にどう消費するのも自由だ。何かに消費しないばっかりに健康を損ねるようなことがあったとしてもね。貯金があるうちはそんなリスクは負わなくても自由に消費できる。貯めるために努力した人は最低限の生活と楽しみを両立して得ることができる。そこが努力の対価だね。

 納得できませんか?そうですか。

「苦労して貯めるのなんてやめる」

そうおっしゃいますか。そうですか。

 構いませんよ。いや、いいことだと思います。消費することはね。あ、貯めるのを止めるんだから使うしかないよね。なんに使うのかねぇ。ちょっと贅沢するために使いますか?そうすればちょっと贅沢なものを作っている人が儲かるね。それはめでたい。そしてそれが人気を呼べば多く作られて手に入れやすくなるね。そうしたら手に入れて満足する人も増える。あなたはベーシックコンサンプションによる支給を受け始める老後が早くて来ることになるけど経済的な危険に陥ることはない。ベーシックコンサンプションだから。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ