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プロダクションブレーブ
夜が明け、刹那は朝香と共に事務所へ出社した。朝香は、取憑いていた魔物を無事退治出来たお礼を好恵と遙香にも直接伝えたいと言って付いて来たのだ。
「そう、良かったわ。これで安心ね」
「ま、仕事にも集中しやすくなったでしょ」
優しい好恵とぶっきら棒な遙香、それぞれ言い方に違いはあるものの二人とも安心したのは間違いない。
「はい、ありがとうございます。
御堂マネージャーも、改めてお世話になりました」
「あたしは大した事してないけどね」
「そんなことないです。これから仕事でも、よろしくお願いします。
それと……」
そう言って、朝香は刹那の足下に視線を向けた。
「ザッキーちゃんも、ありがとう」
彼女の瞳には既に座敷童子の姿は映っていない。しかし、座敷童子には彼女の気持ちは伝わっており「ギィ」と嬉しそうに声を上げた。
-終-




