↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/9

森の中

この作品はエブリスタでコンクール用に執筆した『マネージャー御堂刹那の副業 約束の贄』を追記修正したものです。

挿絵(By みてみん)


 ここはどこ……


 切《きり》幡《はた》朝《あさ》香《か》は森の中をさまよっていた。


 この森がどこなのか、どうやって来たのか、いつからここに居るのか判らない。朝香は両親を呼んだが返事はない。それでも彼女は両親を呼び続けた。脚は痛くなり、眼から涙が溢れる。


  もう歩けない……


 そう思ったとき、森が途切れ小さな祠《ほこら》が現われた。朽ちかけた鳥居と社、それを守るように朱い華が取り囲んでいる。


 ……さか……


「だれ?」


 気のせいだろうか、誰かの声が聞こえた気がした。朝香は辺りを見回した。


「だれかいるのぉ~?」


 朝香は力を振り絞って大声を出した。しかし、返事は無い。

 やはり空耳だったのだろうか、再び涙がこみ上げる。


 あさか……


 今度はハッキリと自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。

 改めて周りを見回すと、祠の前に一人の少年が立っていた。


 もうすぐ行くよ……


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。