41話
う~ん~。
困りましたね。
わたくしに父様を止める力があるか微妙ですよー。
しかし、人魚の皆さんの期待の眼差しが痛い、
とりあえず父様にお願いしてみるしかありません。
がんばれ、わたくし!!
「父様、わたくし、ちょうちん草のお料理大好き!
とても美味しいし、お願いだからちょうちん草を消さないで!」
ここは『甘々お願い作戦』です。
くっ~、この美味しい、種の唐揚げくんも、1個、父様に進呈しましょう~。
「このちょうちん草は、わたくしが、今日、一生懸命に収穫したちょうちん草なんだよ♡
はい。あ~ん♡」
「…………」
ううっ……、父様なにもしゃべらな~い
みんなの前で、こんな事した、、
わたくしすご~く恥ずかしいー。
穴があったら入りたいてますよー。
あっ!
でも、わたくしが、口元のまで運んだであげた、
唐揚げくんを食べてくれましたよ。
えーい、もうこのまま作戦遂行ですね!
「ねっ、美味しいでしょ♡」
ええ~もう、わたくしは、飛びっきりの笑顔で言いましたよ!
「……うん。美味しいね……。」
「でしょ♡だから、消さないでお願い♡」
「………わかった。消さないよ…」
父様、渋々了承してくれましたよ~
「わぁ~い、父様、ありがとう♡約束だよ♡」
トドメに、父様に抱きついて、強引にゆびきりです。
「わかった。約束するよ」
ふぅ~。一時はどうなる事かと、思いましたが作戦成功ですね~。
人魚の皆さんも、父様に悟られ無いように、密かに喜んでいるのが伝わってきます。
こうして、ちょうちん草は、絶滅の危機をなんとか免れたのです、
お食事も食べ終わり、食後のんびりしていたら、
父様は、ジェノに、明日の予定を聞いていました。
「ジェノ、明日の予定は?」
「明日は、お嬢様とご一緒に潜水艇で遊覧を予定をしています」
ふぁ~お出かけですか♡
でも、潜水艇ってなんですか??
「潜水艇か…悪くないな」
「ねぇ、ジェノ潜水艇ってなんなの?」
「はい。潜水艇はその名の通り海の中を走る船でして、竜宮にしか無い乗り物です。
珍しさもあり、今、一番、観光客に人気があります」
海の中を走る船ですか!!
「以前の竜宮は、海産物や真珠、珊瑚の売買を収益としていましたが、近年、天界や冥府では、竜宮観光が大変な人気を博しており、観光での収益もばかに出来無くなりましたので、
今は観光にも力をいてれおり、潜水艇も、定期的に運行しております」
竜宮が人気の観光地ですか…。
うんうん。それはわかりますね!
快適な気候、青い海がなんと空に広がり、夜には、青白い光が波うつ美しい夜空も楽しめて、そして白一色で統一さられた、綺麗な町並み。
かわいい小型の船に、水路という珍しい交通手段、商店街は、沢山のお店やお食事処があって楽しめるし、ちょうちん草料理と言う名物料理もあって。
更に海の中を見られる乗り物とかあるなら、人気の観光地と言うのも納得です。
「お嬢様、こちらは、竜宮で出版している、観光案内書です。
挿し絵も沢山ありますので、よろしければどうぞ」
「わぁ~い。ありがとう」
だけど、なんか変わった模様がありますよ?
なんですかねこれ?
「父様、この模様なに?」
本の模様の所を差して、父様に聞いてみました。
「それは、模様じゃなくて文字だよ」
「文字?」
なんか難しいそうですね~。
「そう、神代文字。神や精霊は勿論、人魚、冥府の役人と、極わずかな地上の者だげが使用してるね。
セリも、もう少し大きくなったら、読み書きのお勉強しようね」
ええっー!!これを覚えろと?!
父様の突然の爆弾発言により、わたくしの未来は、暗い事が判明してしまいましたよー!
はぁ~、、お勉強なんてしたくないんてすけどねー!
(毎日遊んでクラシタイ……)




