27話
父様と、夕飯を一緒に食べて、お部屋に戻る途中の廊下で、夜空を見れば、青白い光が波打つ様に光っは消えてます。
「きれー、なんて美しい星空」
こんな、星空初めですよー。なんて幻想的な光景。
「竜宮は、海の中だから星は見えないよ。
夜空に輝いているのは、星ではなく、星ほたると言う、夜行性の虫が、放つ光なんだよ。せっかくだから、少し、庭に出て散歩でもするかい?」
父様とこうして、夜空を見ながら歩くの初めてですね。
「うん」
星ほたる、なんて素敵な名前。
きっとかわいい虫さんなんだろうな~。
「星ほたる、近くで見て、見たいなぁ~」
「えっ?!いや、それは止めた方がいいよ。こうして遠くから眺めていた方がいいよ」
どうしたんでしょう??
父様、急に微妙な、表情で、止めましたよ。
怪しいですね。星ほたる、余計どんな虫さんなのか、気になります。
明日、シノエに、聞いて見ましょう!
「父様、明日もお仕事なの?」
「うん。本当は、のんびり過ごすつもりだったんだけど、ジェノが、久々にお帰りになられたのでって~。まあ、ここも、僕の、支配する場所だからね」
支配する場所??はて、そんな話は、初耳なのですが?!
「えっ?父様、竜宮の王様なの?」
「あれ、言って無かったけ?地上の王様とは違うけど、ここも、そうだよ。まあ、今は、ほとんど人魚の国だけどね」
はーい。なにも聞いていませんよー。
父様、あちらこちらで、支配者してて大変ですね。
「ごめんね。数日で、仕事は終わるから、そうしたら、のんびり出来るし、まだ竜宮には、色々見る所があるから、仕事終わったら案内するよ」
「本当!楽しみ~。約束だよ。絶対だよ~」
「うん。約束するよ」
こうして、楽しい竜宮の夜は深けていきます。
ー
夕飯の時間での事、あたいの主は、ご飯を、呼びに来てくれたにゃ。
「けんちゃん、ご飯だよー」
かわいい主と、ご飯、でもセトも一緒は、いやにゃん
「主、あたい、アズと食べたいにゃ」
「けんちゃん、アズさんの事そんなに気に入ったの?」
「にゃー」
まあ、気に入ったと言っても、主が一番にゃん!
明日は、あいついない時に、主との時間を取り戻すにゃー。
「うん。わかった。シノエに、一緒に食べられるかどうか聞いてあげるね」
主とご飯食べられないのは、悲しいけど、助かったにゃ。
そうして、ここが、アズの部屋にゃね。
「にゃ、にゃ、にゃ、にゃ~ん」
色々、心配だったけど、ここにも、主をいじめたりする奴は、
居そうにないので、安心して猫背、伸ばせるにゃー。
「け、顕妙連様?!なぜここに?」
「一緒にご飯食べにいくにゃ」
あたいの下僕、アズ。
「む、無理ですよー。もう、私お金がー」
やれやれ、かわいいそうな奴にゃー。
まあ、そんな事だから、あたいが、主に、ちゃーんとお願いしておいたにゃ。
「安心するにゃ。食堂に、あたいらのご飯用意してもらったにゃ。優しい主が、頼んでくれたんだにゃ」
「えっ?ほ、本当ですか?!」
あたいが、うそ言う訳にゃいでしょ!
「あんたも、主に感謝するにゃ」
「はい。お嬢様は、まさに地上に舞い降りた。女神様です!」
そそ、わかればいいにゃ。
こうして、あたいの1日が、終わったにゃ。




