26話
素敵な、お部屋なので、はしゃいであちらこちら見ていたら、父様、抱っこされて、寝床に強制連行されてしまいましたよ!
「セリ。少し休んだ方かいいよ。いつもなら、お昼寝の時間でしょう?」
「え~。大丈夫!眠くないよ!」
まあ、確かに普段なら、お昼寝してる時間ですけどね~。
でも、今日は楽しくて、時間を忘れるというか眠く無いんですよ~!
でも、父様に強制的に寝床に寝かせられれば、なんか眠くなるから不思議です……。
「眠りにつくまで、側にいるから」
普段は、カヤメが側についててくれるけど、父様が、こうして居てくれるなんて、なんか新鮮ですね~。
「うん。ありがとう。父様」
こうして、わたくしは、お昼寝してしまったのです、
むにゃzzz
◇◇◇
どれくらい眠っていたのでしょうか??
「お嬢様、お目覚めですか?」
目覚めると見知らぬお姉さんが声を掛けて来ます!
「あなたは、だあれ??」
わたくしが、尋ねれば笑顔で答えてくれましたよ。
「はい。私は竜宮で、お嬢様のお世話させていただきます。
シノエと申します。シノエとお呼びくださませ」
(ふぁ~!小柄で、笑顔が素敵なお姉さんですね♡優しそう♡)
「うん。これからお世話になります。わたくしセリです、よろしくね。シノエは人魚さんなの?」
耳は、わたくしと同じ耳をしていますが、人間には無い雰囲気を持っています。
「私は、植物の精霊ですわ。お嬢様」
明るい赤色の髪に落ち着いた緑色の瞳、植物と言うより、お花の精霊さん見たいですね♡
ファイといいシノエといい、精霊さんはとても綺麗で、目の保養になりますよ♡
あっ、もちろん人魚さん達も綺麗ですよ。
眠った時は父様が側にいてくれたはずですが、今は見当たりません。
「シノエ。父様は、どこにいるの?」
「ジェノさんとお仕事をされてますよ」
父様、竜宮に来てまでお仕事ですか?!
大変ですね…。
「まもなく、夕食のお時間ですので、お会いできますよ」
「うん」
わたくし、眠ってた見たいですね。
「お嬢様、良ければお着替えになりませんか?」
「着替えですか?」
わたくしの、お着物は、汚れていないと思いますが?
カヤメが着せてくれたのは、動き易い楽なお着物ですし、ちゃんとした着物に着替えた方がいいですよね…。
「はい。お嬢様が竜宮に、お出でになると伺い、屋敷の者総出で色々準備させていただきました。こちらに、おいでくださませ」
そう言われ、シノエが案内してくれたのは部屋の中にある、衣装部屋には沢山の着物があります!
(わたくし、夏しか竜宮にはいないはずですが…?!)
「こちらは、いかがですか?!」
そう言って、シノエが、出してくれたお着物は、竜宮の着物なのか、地上とは違いヒラヒラな感じが、まるで天女様見たいで素敵ですね。
父様が、手ぶらできた訳がわかりますね~。
身の回りの物から、泊まる部屋まで、全部、用意してあるんですから…。
「うん。じゃあ、そのお着物でお願いね」
「はい」
竜宮の着物に着替えてお夕食ですね。




