第3話~オレ様は弱い者いじめが一番嫌いなんじゃああ!~
初めての霊界犯罪者戦、開幕!
<霊界犯罪者ファイル>
・ピンク・ザ・モロウ(27歳)(一応男性である)
本名: 冷 美麗 S級霊界犯罪者 身長: 184 cm
殺人、強盗、恐喝、児童への誘拐・強姦・暴行
殺人数: 534人(未確認は含めない)
O.A. 「サンゴを具現化する能力。それを武器にしたり盾にしたりできる。」
美神と白夜の前にまがまがしいサンゴ礁に髪が絡みついた3 mほどの化け物が対峙していた。その化け物は物凄い勢いでまがまがしい嫌な感じの波動力が溢れていた。
「何だよ・・。あれ・・・怖え。」
ポン太もお茶子もビビり、さぬ吉は物陰に隠れていた。
「きゃははははははは、アタシは神に等しい力を手にした!これなら日本だってまるごとアタシのものよおおおお!全員皆殺しよ~」
「は!そんな気持ち悪い見た目になったからって調子乗るな!お前なんか大妖怪様たるオレ様の足元にも及ばねーよ!」
「あああ?じゃあ、白くてでかいアホ犬から真っ先に消してやるわあああ・・・ああああ!!」
大量の髪の触手が束になって、白夜に襲いかかってきた!
「誰がアホ犬だ!妖狐だ!よ・う・こ!」
白夜は風の力を両腕に溜めて、ものすごい勢いの暴風で髪の束を吹き飛ばした!
それと同時にコンテナごと数十個も吹き飛ばした。
「あらあら、随分威勢がいいわね~(えっぐう!あの犬の風どうなってんのよ!もはや天災じゃない!!)」
「白夜君!パワー出しすぎ!船ごと壊れちゃうよ!」
美神はふくれっ面になった。
「うるせえ!指図するな!あの珊瑚野郎を吹き飛ばしてえんだ!」
白夜はイライラしていた。
「じゃあ、これはどうかしら?」
とピンクは黒い髪の触手でコンテナをつかみ、次々と白夜や美神、狸に向かってぶん投げた!
「う、うわああああああああああきやがった!お茶子!」
たぬ吉はお茶子をかばうように抱き着いてクッションになろうとした!
「あああ!めんどくせえええ!その鉄の箱をお前にまるごとお返ししてやるぜ!」
体中を波動力で巡らせ、両腕に竜巻を発生させて構えた!
二頭の龍の頭はものすごい勢いで吠え、白夜の周りには強風が吹き溢れていた!
「オレ様の最強妖術、弐ノ段!神速竜巻双竜拳!」
両腕でパンチした瞬間、二頭の竜巻龍が螺旋を描きながら、コンテナをまるごと飲み込み、ピンクに向かって突進してきた!
「な、何これえええ!い、いやああああああ!」
ズドドドドドドドドドドドドド
ピンクはものすごい勢いで竜巻に巻き込まれた。竜巻に巻き込まれてる最中おびただしい数の衝撃波が襲ってきた。
バキバキバキバキバキバキ!
髪は引きちぎれ、珊瑚礁がばっきばっきに割れていった!
「いやあああああああああああああああ!」
数十mくらい吹き飛ばされた後、乱気流の塊となり、激しい暴風の爆発となった。
「は!珊瑚礁の変態野郎を吹き飛ばしてやったぜ!妖宿がどうとか言ってたけど、大したことねえじゃねえか!」
白夜はドヤ顔で言った!
「白夜く~ん、面!」
「痛っ!何するんだよ!」
白夜は美神を睨みつけた!
「ちょっと!君の必殺技でもう少しで船が大破しそうになったよ!大技でかっこつけたいのは分かるけどヒーローなら周りの被害を考えなくちゃ!」
美神はふくれっ面した!
「何がヒーローだ!オレ様は極悪非道の大妖怪様だ!そんなこといちいち考える必要はねえんだよ!」
白夜は美神に対して大声で反論した!
「それに見ただろう!あの圧倒的な力を!あの雑魚野郎をいともたやすく・・・ん?」
白夜は何かに気づいた!
「あの・・・もう終わりましたか?さっきの恐ろしい竜巻の技で。」
とさぬ吉はおそるおそる顔を出した!
「いや、さぬ吉君。まだみたいだよ。あなたたちは逃げて!」
美神は言った!
「この犬風情があああ、よくもやってくれたわねえええ。・・・ユルサナイ。ブチコロス。」
珊瑚礁の化け物が言った。
「あああん?だからオレ様はワンコじゃなくて妖狐だ!この野郎!・・・ていうか何でオレ様の大技で倒れねーんだ!?」
白夜は怒鳴った!
「おい・・・いい加減、言うことを聞け!この呪い風情ガアア・・・」
一瞬、ピンクの顔が出てきた。その直後、髪が巻き付き、顔が完全に隠れ仮面のようになった。
「皆殺し。オレの野望。醜い老人どもが支配する世の中を正す。子供だけが暮らす!夢の世界!ゆくゆくは小さい子の心も体も俺のもの!邪魔させない!」
化け物はなにやらつぶやいた。
「はあ?何言ってんだテメー?頭がおかしいのか?」
白夜は言った。
「これは・・・ピンクて人の自我があの呪いに浸食されて暴走している。あの人の魂の力すら取り込もうとしている。これは早く倒さないと見境なく破壊してしまう!」
美神は言った。
「フュージョンアビリティ解放!珊瑚団子讃嘆伍」
化け物は叫んだ!その途端!
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
と船が激しく揺れた!
「何だ!?」
白夜は辺りを見回した。
すると!珊瑚でできた仁王像が海の中から出てきた!
髪の毛が海藻のようにへばりつき、ところどころに人の顔があった。それがピンクだった化け物を取り込んだ!
その化け物は仁王像の様相で全てを恨むかの勢いで、全身についた顔が何かを睨みつけていた。
「何だ!あの趣味の悪いデッケー石像は!?」
白夜は驚いた。
「この犬!お前から!真っ先!ズタズタ!」
と言いながら、背中から多数の巨大なとげとげしいサンゴ礁の拳で殴りかかってきた!
やべえ!あの大技使ったら10分ぐれー風や狐火の妖術が使えねー!!
「白夜君!危ない!」
美神は瞬時に210のシールを自身にはりつけ、1024体に分身した後、竹刀にテラエネルギーを纏わせた後、それが巨大な刃となった!
「オーバードライブ・サウザンドテラスラッシュ!」
分身が一斉に巨大な刃サンゴ礁の腕を全てぶった切った!
「白夜君、大丈夫!」
美神は白夜を心配そうに見た!
「うるせえ・・・何余計なことしてんだ!あの状態でもオレ様は避けれたんだ!」
白夜は苦虫を嚙んだかのような表情をしていた。
「もう強がらなくていいよ。オーバードライブ直後は風や狐火の力が使えなくて無防備になるもんね。」
美神は白夜をやれやれみたいな表情で見ていた。
「おーばー・・ドラ・・・?」
白夜はぽかんとした表情で美神を見ていた。
「あとで説明するから今は目の前の敵に集中するよ!(どうしよう。私もオーバードライブ切っちゃった。しばらく10分くらいTwiceが使えない。)」
*オーバードライブとは?・・・大技を準備するために魂の例空間を一時的に拡張する状態、技術のこと。能力エネルギーが大幅に増え、術を構築するための霊空間(作業机)が拡張するため、大技を放てる。大技を放った直後は反動で霊空間がもとに戻ろうと収縮する上に大量の波動力を使うので、一時的に特殊能力が使えなくなり、出せる波動力の量も少なくなるぞ!
サンゴ礁の巨大石像は船ににじり寄ってきた。
「ひええええええ!ポン太君は逃げましょう!早く早く!」
さぬ吉は言った。
「逃げよう・・・ただ船員全員を見つけて逃げれる準備してからだ!」
ポン太はこう言った。
「え・・・嫌です。もうほっといて逃げましょう!」
さぬ吉は言った。
「もとあと言えば、俺たちがあんなものを運んだせいだ。嬢ちゃんやあの狐の化け物みてーに戦ったりはできねえ。せめて尻ぬぐいをしなくては・・・」
ポン太は言った。
「はあ!?もとあと言えばポン太くんがあんな危ない匂いがする仕事を引き受けたからでしょ!勝手に一人でやってください。」
さぬ吉は怒鳴った。
「ちょっとさぬ吉!」
お茶子は言った。
「・・・そうだな。お茶子とさぬ吉は逃げてろ。俺一人でやる。」
ポン太は寂しそうに言った。
「そんな。それは・・・」
お茶子は動揺していた。
「行きましょう。もともとポン太くんだけのせいなんです。だからお茶子さん行きましょう。ポン太くんが社長にならならきゃこんな危ない目に遭わなくて済みました。」
さぬ吉は言った。
「・・・そうかよ。もう勝手にしろ。」
ポン太の瞳は潤んでいるように見えた。
そして、ポン太は船員を探しに行った。
「・・・ごめん
、さぬ吉。私やっぱりポン太といっしょに探してくる。」
お茶子はさぬ吉のもとへ去って行った。
「お茶子ちゃん!」
さぬ吉はどんどん離れていくお茶子をじっと見つめていた。」
「お茶子ちゃん、やっぱり・・・いいですよ。僕一人でも逃げてやります。」
と吐き捨てたもののなぜか脚はその場で動けなかった。
そのとき、地震みたいな大きな揺れがあった。
「うわあ!」
さぬ吉がふりかえってみてみると、何やらぶんぶん!と振り回していた。
よく見てみると、あの狐怪獣がコンテナをぶんぶん振り回しながら、無数に飛んできた珊瑚礁の槍を弾き飛ばしているではないか!
「ひゃあああ!あいつむちゃくちゃだ!コンテナをあんなに軽々と!恐ろしや。」
さぬ吉はちびりそうになった。
「ゴラゴラゴラゴラァ! 今妖術が使えなくてもオレ様が鉄の箱をぶん回せば嵐を起こせるんだよ!」
白夜はコンテナでぶんぶん振り回しながら、珊瑚礁の槍群を弾き飛ばしながら前進していた!なぜかコンテナは槍を弾きまくってボロボロになっているはずだが、その様子はなかった。よく見るとコンテナに霊力みたいなのを纏わせている
「ゴラァ!」
白夜はコンテナを思いっきりぶん投げた!
「ふん!」
サンゴ礁の仁王像は腕を交差させて防いだ!
「ぐあ!おのれ!妖術使ってない!怪力!やばい!」
腕はひび割れ、コンテナがめり込んでいた。
「君、風が使えない状態なのに強いね。まさか霊武が使えるなんて!」
美神は感心した。
「なんか見下されてるみたいで妙にイラっとしてくるな!その言い方!」
白夜は睨みつけた。
霊武は波動力を纏わせて、網目のような緻密な波動構造を作って物を頑丈にする霊光波動術の基礎技の一つ。基礎技といえ教えてもらわないと緻密な制御が難しいのに、独学で気づくなんてやっぱり天才だな。
*今の白夜は風や狐火の力は使えませんが、霊光波動術などの特殊能力に関与しない霊光波動術の基本技なら使えます。
と美神は感心してにやにやしていたが、白夜は馬鹿にされたと思って不機嫌だった。
くそ!あと三分もあるのか!調子乗って大技ぶっ放すんじゃなかったな!
「うううおおおおお!オデの本気見せる!」
仁王像はすさまじいオーラを放った!
「これはオーバードライブ!大技が来るよ!気を付けて!」
美神は身構えた。
その時、仁王像の体に張り付いた顔に変化があった!それはなんとおできのように浮き出て子供の体が浮き彫りになった!
「いやだ・・・ぐるじい。おうぢがえじて・・・」
「うううう、怖いよ・・・ま・・・ま・・・」
白夜の目には動揺が走った・・・少しの間黙った。・・・そして
「おい、お前。こいつらは一体何なんだ・・・」
今までの態度と違い、逆に静かになった。
すると、顔の一つが膨らみ、ピンクの体が浮き出てこう言った!どうやら呪いをある程度コントロールできるようになったみたいだった。
「ふふふふ・・・これこそが至高の芸術なのよ。」
「芸術だぁ!?」
「子供は純粋で無垢でかわいいもので永遠の存在であるべきなの。でもそのほとんどは戦争であったり、人身販売であったり、飢餓でガリガリになって死んだりと苦痛に歪んだ状態で死ぬ子供たちがいるのよ。そこで、私は正義を貫く革命児になることにしたの。」
「革命って?」
美神は睨みつける
「この究極の呪い。珊瑚団子讃嘆伍!この呪いで子供たちを取り込み、一つになることで究極の芸術にすると子供たちは永遠の存在になる!子供たちを苦しめている世界の復讐者にすることで、子供たちはすっきりしてハッピーになる!そして、私たちは子供たちと一体化して世界を統べる神になるのよ!」
「ゆ・・歪んでる」
美神はあまりの狂気に呆気にとられた。
あいつ、歪んでる。思想が歪み切ってる。怖い。やっぱり逃げたい!
さぬ吉はあまりのどす黒い狂気に恐怖のどん底に落ちた。
その時、白夜と美神たちの後ろでなんとポン太とお茶子の姿が見えた!なんと二人とも異形になりかけている子供たち数十人を抱えていた。
「あら、もう見つけちゃったの!その子たちはコンテナ船で中国から日本に着いたときに新しい神として生まれ変わらせるために用意した優秀な子供たちなの。さあ、子供たち今から異形になることを受け入れて、復讐者としてその狸どもを皆殺しにして頂戴!」
「何ィ!?」
担いだポン太は動揺した。
「コンテナの中に人の気配がすると思ってついでに助けたけど、まさかあいつの部下だったの!?」
お茶子は動揺した。
「しまった!対処しないと!(どうしよう。まだオーバードライブの反動が残ってる。)」
美神はせっぱ詰まった様子で走った!
やばい。ポン太君とお茶子ちゃんが殺される!
さぬ吉は逃げろ!と言いたいけど恐怖のあまりに足がすくみ、声が出なかった。
その時、ポン太に担がれた少年の腕がカマキリみたいな鎌になった。襲いかかろうとした。
「げっ!しまった!」
ポン太は殺されると思い、身構えた!
「ポン太ぁぁぁぁぁ!」
涙目になりながら、お茶子は叫んだ!
その時だった。鎌が寸でのところで止まったのだ!しかし、誰かに止められた様子はなかった。
「ふ、ふざけるなよ・・・ぼくたちは普通に暮らしてたんだ。確かに貧しくてご飯たべれないときあるけど、別に世界なんか恨んでないし、誰も傷つけたくない・・・化け物になって人殺しになるなんて・・・嫌だ・・・」
と少年は言ったのだ。
そうか、この子達抵抗しているんだ。
美神はそう思った。そして、お茶子のもとに駆け寄り、子供たちをかばうように竹刀を構える。
「まあ、私に逆らうなんて・・・かわいくない!その狸もろともぶっ殺して差し上げましょう!」
ピンクは仁王像の背中から巨大な大量の腕を生やした。
「これで私の正義を執行する!」
大量の腕の指先から大量の槍を放ち、それらがポン太たちに襲いかかった。
「やべえ!」
「きゃああああああ!」
どうしよう。さすがにこの数の槍をさばきながら、全員を守り切れない!
白夜はその時、あのころの記憶がフラッシュバックした。
カヨちゃんを刺し殺したあの憎き陰陽師のにやけ顔を!
そして、ふと後ろを振り返ったときにみた白夜が逃げ切る様子を見届けて、安らかに目を閉じたカヨちゃんの表情を!
その時の記憶がよみがえった途端、何かが沸騰し始めた!
そのとき、白夜は走り、美神の前に立った!
「おい、美神!残りの槍はオメーがさばけ!」
白夜は美神に言った!
「え・・・」
美神は動揺したものの竹刀をしっかり構えた!
「正義執行!」
「ゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラ!」
白夜は槍の横を正確にぶん殴りながら、素手ですべて弾き飛ばしたのだ!ただ、槍はサンゴ礁のとげだらけで素手から血が流れていた。
そして、弾ききれなかった分が白夜の脇腹に刺さり
「ぐ、ぐあ!」
「白夜君!」
涙目ながら、白夜がさばききれなかった分は竹刀で弾いた。
「ゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラァ!」
白夜の拳はまさに嵐のようだった。だが、それでも白夜の体に次々と槍が刺さる。
ズドドドドドドドドドドドドドドド!
「さらなる絶望を与えるためにもっと増やすわ!」
なんと放つ槍の数をさらに増やしてきたのだ!
「くそが!(大妖怪のオレ様がこの程度で負けるか!)」
「やっと反動から回復した!Twice発動!サウザンドラッシュ!」
美神は1024体に分身して、槍を竹刀で弾いたのだ!
槍の雨は降り終わった。コンテナ船やその上にあったコンテナはすっかりボロボロになっていた。
「ふふふふ、見たかしら?神の力を!ん?あれ?あのクソ生意気なガキや女、狸が死んでいない・・・しかも傷一つもないだと・・・でも、あのクソ犬はすっかりボロボロね。」
白夜の体は槍が刺さりまくっていた。かろうじて頭や心臓には刺さっていなかった。瀕死に見えるが、目は死んでいなかった。
「何!?まだ生きてんの!?しぶとい犬ね!とっととくたばってなさい!」
「白夜君、死なないで!しっかりして!」
美神は涙目になって叫んだ!
「うるせえよ・・・大妖怪様は正義野郎の攻撃じゃ死なねえ・・・はあはあ・・・弱っちい奴をねらう三下野郎には負けねえ!」
白夜は血まみれになりながらもピンクの方を睨みつけた!
「あの真一尾狐が・・・俺たちを守ってくれたのか・・・」
ポン太はその様子を呆然を見ていた。
「しぶとく生きているのがむかつくわねえ!とっとと死になさい!」
「オレ様は・・・死なねえ・・・あの日から決めたんだ・・・正義を吹き飛ばしてやるってな・・・」
死にそうになりながら、ぼそぼそと言ったと思った・・・その時
「・・・オレ様は弱い者いじめをするクソ野郎が一番嫌いなんじゃああああああああ!」
凄まじい咆哮が猛獣の如く鳴り響いたのだ!
「お前を!お前の正義を!この極悪非道の大妖怪、白夜様が吹き飛ばす!」
同時に白夜周りに暴風が吹き荒れていた。
白夜の瀕死に美神は涙目になってはいたが、その言葉を聞いてどこか嬉しそうだった。
「白夜君、だからこそパートナーを君に選んだんだよ。白夜君。私に力を貸してくれる?」
「ああ?力を貸すって何を言ってるんだ?」
「あいつは妖宿で力を増大して戦っている。だから、私たちも同じように対抗するんだよ!」
すると美神の腕と白夜の腕から光の鎖が現れた。
「これから私たちは二人で一人のヒーローになるの。」
「ああ?二人で一人って。オレ様は一人で・・・」
「罰ゲーム追加。君は三連敗し・・・」
「へいへい分かったよ!何でもやってやらぁ!」
すると二人の間に宇宙みたいな空間ができ、それらが重なり合い螺旋を描きながら白夜と美神の二人を包んだ!その瞬間、すさまじい波動の圧を解き放った!
「うわああああああああああああああ!何だ?何だ?」
ポン太とお茶子は吹っ飛ばされそうになったが、かろうじて無事だった柵に捕まり、なんとかこらえた。
その瞬間、殻が破れ、妖狐人間みたいな影が現れたのだ!
最後まで読んでくださりありがとうございました。




