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漫画研究部ですが、設定会議だけで文化祭を迎えそうです!?  作者: Atelier Lotus


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エピローグ 終わらない設定会議

 文化祭から数日後。


 放課後の漫画研究部。


 部長が一枚の紙を手に、二人へ声を掛けた。


「文化祭のお前たちの漫画、好評だったみたいだぞ」


 悠斗は思わず胸を撫で下ろす。


「……よかった」


 花音は両手を上げて飛び跳ねた。


「やったー!」


 部長は小さく頷く。


「それでなんだが」


「その実力を見込んで、漫画・イラストコンテストに参加してもらいたい」


 花音は勢いよく手を挙げた。


「やるやる!」


 その隣で、悠斗は間髪入れずに叫ぶ。


「絶対嫌だ!」


 花音は不思議そうに首をかしげる。


「なんで?」


 悠斗は遠い目をしながら答えた。


「また設定会議から始まるやろ……」


 花音は満面の笑みで頷く。


「もちろん!」


 悠斗は机に突っ伏す。


「勘弁してくれぇ……」


 部長はそんな二人を見て、静かに笑った。


 今日もまた、新しい物語が生まれようとしている。


 ――ただし、漫画を描き始める前に。


 きっとまた、長い長い設定会議から始まるのだろう。

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