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漫画研究部ですが、設定会議だけで文化祭を迎えそうです!?  作者: Atelier Lotus


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第17話 種族

 放課後。


 悠斗は新しいページを開いた。


「次は種族やな」


 花音は指を折りながら答える。


「人間!」


「エルフ!」


「ドワーフ!」


「獣人!」


「竜族!」


 悠斗は順番に書き込んでいく。


「よし」


「で、それぞれの特徴は?」


 花音は得意げに説明を始めた。


「人間はバランス型!」


「エルフは魔法特化!」


「ドワーフは鍛冶!」


「竜族は最強!」


「獣人はパワー系!」


 悠斗はメモを取り続ける。


「ほうほう」


 花音はさらに続けた。


「獣人は魔法苦手!」


「でも人間くらいは使える!」


 悠斗のペンが止まる。


「……ん?」


 花音は首を傾げる。


「何?」


「苦手ちゃうやん!」


「人間くらい使えるなら十分やろ!」


「そうなん?」


「そうや!」


 悠斗は頭を抱えた。


「苦手って言うなら、生活魔法しか使えへんとか、初級までとか、何か差を付けな意味ないやん」


 花音は感心したように頷く。


「なるほど!」


「そこお願い!」


「またワイか!」


 悠斗はため息をつきながら、獣人の設定を書き直し始めた。


「この世界……ワイがおらんかったら、設定まとまらへんな」


 花音は満面の笑みで答えた。


「せやな!」


「認めるな!」

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