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Scene24


そのひまわりは日に日に大きくなっていき、顔を太陽に向けるようになった。その様子は太陽に向かって笑っているようで、リクのことを勇気づけているようだった。


リク(何か、オレのそばでいつも笑っていてくれてるようだな。)


次の日、天気は朝から大荒れの天気だった。リクが学校から家に帰ってくると、玄関脇のプランターが倒れて、中から土がこぼれて流されていた。


リク(大変だ。これって枯れちゃうのかな。早く避難させないと。)


リクはそう思うと、雨に濡れながらこぼれた土をプランターに戻そうした。そのとき丸い石が土と一緒にこぼれていることに気づいた。リクが丸い石を拾うと、その石に何かが書かれていることに気づいた。リクは石についた土を拭いて、何が書いてあるのか確認しようとした。


その石にはリクと書かれていた。


リク(オレの名前が書かれている!やっぱりオレへのプレゼントだったのか!)


リクはそう思いながら石の裏を見てみた。そこにはアリスという名前が書かれていた。


そのとき大きな雷鳴が轟いた。そして、リクの脳裡にアリスの顔が浮かんだ。


リク「アリ・・・ス。」


リクはもう一度言った。


リク「アリス。」


リクはもう一度言った。


リク「アリスっ!」


リクはずぶ濡れになりながら天を仰いだ。


リク「思い出した。これをくれたのはアリスだ。」


リクは呆然と立ち尽くした。


リク(アリスはどこだ・・・?アリスは今、どこにいるんだ・・・?)


<第1章 終わり>


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