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第12話 第2王女

前回のあらすじ

妹と買い食い途中、王女を助けた


うーん、とりあえず早くセレナと合流しないとな

置いて来ちゃったし、怒ってないといいけど...


「どうかしたの?急に黙り込んじゃって...」

「あっ、いや...ちょっと考え事を...」

「おにーさまーっ!!」

「え?......っが!?」


セレナの声が聞こえたと認識して振り向こうとした瞬間

背中に強い衝撃が訪れる

それなりに耐久の値高いと思うんだけどな...

そう考えてるとは知らないだろうセレナは

俺にしがみつき、ぷくーっと頬を膨らませていた


「お兄さま!説明も無く置いていくなんて酷いのです!」

「う...すまん...」

「罰として、セレナの買い物に付き合って下さい!」

「ああ、分かった。それくらいならいつでも良いよ」


俺はこの後、安易に答えた事を後悔することになるのだが

この時の俺はそれを知る由はなかった...


「えーっと...そろそろ紹介して欲しいのだけれど...」

「あっ...そうだった。こっちは俺の妹のセレナだ」

「お兄さまの妹のセレナ・フォン・レスティアと申します」


そう言って、ぺこりと会釈する


「ん~?レスティアって西の辺境伯家じゃなかったかしら?」

「言ってなかったか?」

「聞いてないわよ?」


....まあいい


「こほん...で、セレナ。あっちがさっき出会ったシルヴィアだ」

「説明がてきとーね。シルヴィア・フォン・ベルクロードよ」

「え!?ベルクロードって...王女様!?」

「ああ。第2王女殿下だ」

「聞いてないです!」


そりゃ言ってなかったからな。と呑気に考えている俺と違い

セレナは慌ただしくおろおろしていた

どうやら王女の前で粗相をしていないか心配しているっぽい


「は!?お兄さま!なんで王女様を呼び捨てにしているのですか!?」

「え?そうしろって言われたから...あと勢いとか?」

「そうねぇ...私、気に入った相手には普通にしてって言ってるの。でもクロス程切り替えが早い人は居なかったわね」

「それって俺貶されてる?」

「いいえ?褒めているのよ?」


そうやって話をしている俺達にセレナは着いて来れなかったようで、もう放心状態となっていた。元々お姫様という存在に密かな憧れを持っていたみたいなので衝撃が大きかったのだろう


「とにかく、いったん表まで戻ろう」

『マスター。男達の処遇がまだ決まっていません』


あっ...


「2人とも。ちょっと離れててくれ」

「どうかしたの?」

「いや何。さっきの人達とちょっと()()()()して来ようかとね。すぐ戻るから」

「「???」」


2人して首を傾げるがそのまま少し離れていく

さて...

俺は麻痺している男の方を向き


「おじさん!僕、ちょっと聞きたいことがあるんだ~」ニコッ

「ヒェッ…!?」

...

......

.........


5分後


「クロス。終わったの?」

「ああ、終わったよ」


ちょっと()()()()して来たが

やはりというべきか、シルヴィを狙った犯行だったそうだ

だがあいつらは金で雇われただけで、持っていた情報は少なかった

依頼者は灰色のフードコートで顔を隠していた。身長と声からして相手は男性。年齢は不明。目的も不明という事しか聞けなかった


結局、正体も目的も分からなかった

やつらが嘘をついた可能性も疑ったが、イヴに聞いて確認したので本当のことなのだろう...

一体なにが目的で誘拐なんか...


「よしっ!じゃあこの人達を兵に渡すか。シルヴィはどうする?」

「うーん...そうねぇ...せっかくだし、あなた達について行くわ!」

「んー...ま、いいか。そういえば今更だけど、王女様が護衛も無しに街を歩くなんてどういう事?」


歩きながら先程から気になっていたことをシルヴィに聞く事に

セレナは少し機嫌良さげに俺の手を握っている


「あら、それは私の趣味よ」

「趣味?」

「ええ。だって城の中に居ても暇なんですもの。護衛を連れて行くにも息苦しい感じがしてあまり好きじゃないの。だから時々こうやって城を抜け出して来て遊んでるのよ」


あーうん。そっか。自由だねー...この王女様...

というかよくバレないで抜け出せるな...

隠密スキルが高いのか?

あっ!やばっ!...


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シルヴィア・フォン・レスティア

種族:人族 性別:女 年齢:10

職業:王国第2王女

Lv:1

体力:100/100

魔力:500/500

筋力:60

知力:240

敏捷:90

耐久:80

器用:120

幸運:200

・称号

才女

・スキル

「武術系」

棒術Lv2

「魔法系」

魔力操作Lv3 詠唱破棄Lv1 火魔法Lv2 水魔法Lv2 風魔法Lv3

土魔法Lv1 氷魔法Lv2 雷魔法Lv2

「身体系」

身体強化Lv2

「技能系」

礼儀作法Lv4 算術Lv3 隠密Lv5 カリスマLv1

・固有スキル

重力操作Lv2

・加護

魔法神の加護(中)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『マスターがスキルを知りたいと思った為発動してしまったようですね。今後は「鑑定」と念じた場合のみ発動するよう変更します』


なるほど、そうした方が良いかもね。それにしても...

まさに魔法の天才だな。魔力量は俺と比べるとそうでもないように見えるが、俺がおかしいだけなので十分多い

それに固有スキルも持っている

てか、なんで「隠密」スキルが1番レベル高いんだよ...


ここで改めてステータス値について説明しよう

「体力」その者の生命力の事だ。ゲームで例えるとHPだな

「魔力」これはまんまMPだな。この世界の魔力は前世の異世界小説で言うような魔力を消費して魔力量が増えることはない。訓練で出来るのは魔力の操作や制御くらいだ。あと魔力量が多い程、魔法抵抗力も高まるらしい

「筋力」STRとも言うが、物理攻撃力などに影響する。ちなみに筋力値が高いからと言ってムキムキになる訳では無い

「知力」INT、魔法攻撃力の事だ。実際の知力とは関係ない

「敏捷」AGI、素早さに対する補正

「耐久」VITとMNDの統合で、単純な耐久力を指す

「器用」DEX、武器や道具の扱いに対し補正が入る。弓などの攻撃は器用さに寄る所も大きく、命中力に対しても補正がかかる

「幸運」LUK、様々な運に影響する

以上だ


Lv1の平均値は100前後なのでシルヴィは十分天才と言えるだろう

さて...見た事ないスキルもあるしな。一応詳細も見ておこうか


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スキル名:カリスマ

レア度:希少級

効果:「魅了」の上位スキル

自身の魅力に補正がかかる

発動すると周囲の者に注目される


スキル名:重力操作(じゅうりょくそうさ)

レア度:固有級

効果:「重力魔法」の上位スキル

範囲内の重力を自在に操る事が出来る

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


へ~便利なスキルだな

それに重力操作か...自分を浮かせる事が出来たら面白そうだ

色々な応用が効きそうだけど、制御とか難しそう...

...あっ!イヴ。スキルの応用で思いついた事があるんだけど...


『...可能です』


よし!今度試してみるか!


「どうしたのクロス?なんだか嬉しそうだけれど」

「いや、なんでもない。面白そうな事を思いついただけさ!」


この世界に魔法の適性などはありません

あるとしても相性くらいですね

なので誰でも全属性覚える事ができます

ただしそんな事をすれば大抵は中途半端の器用貧乏になるので、相性のいい属性魔法を鍛えますね


読みにくかったら言ってくださいm(*_ _)m

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