表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/32

恋を魔法で描いて プロローグ1


この物語の主人公は、パトロンを探す芸術家の卵。

王侯貴族に作られた芸術の国アンヴァギャルドには名立たる天才達が多く住む。

才能を持つ彼または彼女らは、売れるまでパトロンから出資を得て、生活のサポートを受けるのだ。


「プリマジェール魔法学園は王族もいる。素敵な絵のモデルとパトロンもみつかるといいな!」


彼女の存在する世界、ミーゲンヴェルドではどの国の子も16で魔法学園に通う。

いわばパトロンを見つけるには絶好の場所である。


「おはよう、ラメナ。今日もいい天気だね」

「そうだね~」


私はタブレッティオである男を調べた。テンビュルグ侯爵家の一人息子・ドラウだ。


「またパトローネット見てんの?」

「ルメル」

「……前から言ってるだろ、パトロンなら俺様がなってやるって」


幼馴染のスラクとルメル、彼らはそれぞれ名のある家の子で国の未来のパトロン候補でもあったりする。

二人も同じところに通うので何かと安心だ。


「だーかーらー幼馴染から支援は受けたくないの!」


こちらにもプライドというものがある。芸術家一族の教え、自分のアートへの信念を曲げてはならぬ!




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ