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窓際の君に恋をして 共通1
私が昔、出会ったあの娘は元気にしているだろうか?
私が幼い頃に見たあの子は名前も知らない少年、今はどうしているのだろう。
僕は彼女を窓から見ているだけで幸せだった。
「おはよう」
「今日は魔法学校へ初登校の日ですね。
お嬢様はおてんばが過ぎますので、学園に馴染めますかしら……」
お目付け役のヤッテンライナーさんが心配そうにしている。
でも魔法学園の振り分けは身分でなく魔力配分で決まるそうなので、心配することはないと思う。
魔力の釣り合いが悪いと体に良くないという理由もあるのかもしれない。
「ところで制服はどうしたらいいの?」
「学園に到着してから学園長直々に魔法で着用させてくださるそうです」
昔に町で見かけたのは全身が白の制服だった。早く支度して馬車に乗ろう。
「ここがプリマジェール魔法学園?」
学園の生徒と思われる者は皆、薄い黄色の制服だ。
制服は白を基調としているんじゃなかった?
「あの、ここってなんていう学園ですか?」




