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警狼ゲーム  作者: 如月いさみ


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逮捕 5

 その頃、坂井真斗の元に刑事局から鷹司陽の勤務移動の報告が届いた。

『東京湾岸警察署都橋交番』

 赴任日は警狼ゲーム実施日と同じであった。つまり二日後と言うことだ。


 坂井真斗は固唾を飲み込むと入力しチェックを行う上司の処理済みケースに入れるとその足でトイレへと向かった。人事課長の畑田紘一はフロアを出て行く坂井真斗を一瞥し置かれた書類を手に

「流石、全国を回っているだけあって絶妙な位置取りの交番を指定してきたな」

 と小さく呟いた。


 東京湾岸警察署の都橋交番は背後が東雲運河と中洲で右サイドは広場でかなり離れた場所に物流センターの建物があるだけで左側と正面はアパートで囲まれている。

 万一狙撃があったとしても標的となる鷹司陽一人だけとなるのだ。正に一般の人々に配慮した位置取りであった。


 坂井真斗は白馬和時にLINEを入れた。

『明後日から東京湾岸警察署都橋交番。100万を頼む』


 坂井真斗は息を吐き出すと

「100万さえ手に入れば溜まっていたツケが払える」

 と小さく呟きフロアへと戻った。


 畑田紘一は戻ってきた坂井真斗をチラリと分からないように見て何時もと変わらない業務を続けた。ただ、彼の斜め向かいに座っていた坂井真斗の直属上司に当たる係長は蒼褪めた顔でその場を後にした。


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