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れっつらごー

「ま、別に興味はないので大丈夫です」


 オロオロする俺をバッサリと切り捨てる小鳥遊さん。


「じゃあ、最初から言わんでくださいよぅ」

「そんなことより、早く入りましょう!!」


 あっさり塩対応をされて流されてしまった。


 仕方がない。とにかく、話を進めましょう。


 照島さんチームは、ちょっと大きめの懐中電灯を一人一つ持っていた。

 俺たちも改めて懐中電灯スイッチをいれて、録画を開始する。


 ぞろぞろと玄関に入るが、五人入っても余裕な玄関ってすごいな。


 玄関からはまっすぐ廊下が伸びていて、両サイドに襖や障子が見える。


「これってくつ脱いだ方がいいのかな?」


 小鳥遊さんの呟きに視線を下げて、床をみる。


 掃除はされているようだが、うっすら砂ボコリが積もっている。

 靴で上がるには気が引けるが、靴下で歩き回ればあっという間に真っ黒になるだろう。


「靴でいいだろ」


 そういったことを気にしない水澄がズカズカと靴のまま上がっていく。


「ホントに大丈夫?あとで怒られない?」

「そう思うなら脱げば?」

「うー」


 悩んだ挙げ句、靴のまま上がることにした。

 どうやら他のメンバーも靴でいくらしい。


「……すみません。お邪魔しまーす」


 小さい声でとりあえず挨拶をしながら、ゆっくりと玄関から上がる。


「では、我々は右側の部屋から回りますので、貴方がたは好きなところへどうぞ」

「え?二手にわかれるの?」

「当たり前でしょ?はじめから別々に依頼されているのだし、別れた方が効率がいいでしょう」

「確かに」


 小鳥遊さんの言っていることは、正論なのだが、人数が減ったら不安になるじゃないですか。


「ぅぅぅ」

「変なうめき声を出さないでください」

「……すみません」

「あらあら?仲良しさんね?」

「ほら、じゃれあってないで行くぞ」

「「仲良しじゃないし、じゃれてもない」」

「ハモったな」

「仲良しさんねぇ?」


 ぐぐぐ。


「水澄!行こうぜ」

「はいはい」


 笑いを我慢している水澄をつれて、左側の襖へと進んだ。


 イライラにまかせて、スパーン、と襖を開ける。


 懐中電灯を向ければ、すみに座布団が何枚か重ねてあり、机も寄せてあるため部屋は広々としていた。


「なんもないね」

「ねーな」


 あちらこちらと照らしてみても特に気になるものはない。


「じゃあ次の部屋は……っと」


 入ってきた時の襖からみて正面の襖か、それとも右手の洋風な扉に進むか。


 どっちにしようか……

選択肢は、

「正面の襖」

「洋風な扉」

の二種です。



「正面の襖」を選んだ方は、そのままお進みください。


「洋風な扉」を選んだ方は、「正面の襖」を飛ばしてその次の「洋風な扉」へ進んでください。

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