⑤母親に見つかり怪しまれる。
母親に対してタンポポウは言う。
「母さんこの子は死にかけていたから
助けたんだよ。後特殊な事情があって
家に連れて来たんだ。やましい事する
気はないよ。」
タンポポウは母親に対してそう
言った。だが母親の目は鋭い。
そして母親が
「その子人間じゃないね。まるで
野草と樹木見たいな匂いがする。
まさかドライアド連れて来たのかい。」
まさか匂いで人間じゃない事がバレる
とか思ってないタンポポウとトリアナ
なんでだろうと考えていたら母親が
とんでもない事言って来た。
「この村ポポイハウスは木の精霊と
何かの縁があって人間とドライアドと
子を成した人々が割と多いんだよ。
あたしのお父さんつまりお前の
おじいちゃんはドライアドと結婚
して生まれたのが私なんだよ。だから
木の精霊はわかっちまうんだ。」
初めて知らされる真実にびっくりする
タンポポウである。魔法とかまるで
使えないしこれと言った能力もない。
だけど薬草見つけるとかは小さい頃
から得意だった。ドライアドの
混血児の末裔だから薬草見つける
能力が高かったのだろう。おしっこや
汗や唾液に魔力があるのも
ドライアドから受け継いだ能力の
一つなのかも知れない。そんな事
思っていたらトリアナが母親に
こう切り出した。
「私は異界から飛ばされて来た魔界
植物でトリアナと言います。
お願いします。タンポポウ様と
一緒に住む事許してくれませんか?
この世界の魔素が薄くてタンポポウ
さんがいないと生きて行けないの
です。お願いします。」
必死になってお願いするトリアナで
あった。




