表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移は意味不明 ~レベル社会で生活できるようにかんばります~  作者: els


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

19/294

ホーリは見た

ホーリさん視点の話です。

ホーリー視点のお話です


 ジョーンから頼まれたアリシアという女性は神殿に来てから2~3か月の新人という事でした。


元々、商人の娘だとかで商業鑑定のスキル持ちでしたが、鑑定プレートの情報から聖神鑑定の素質が有りそうという事で、神殿に来た方です。


 種族はハーフエルフという事になっています。先祖にエルフ種が居たという認識しか無いそうで、なぜ自分がハーフエルフ判定になっているのか良くわからないと言っていました。

 しかし、彼女には魔素が見えないらしく、ご家族の方に優秀な魔術師見習いが居るらしく、その方によると魔力量が多いから心配無いと言われているようです。


 私も彼女の魔力量は多い方だと思いますが、でも一般人より多い程度に感じます。話は其れますが、ジョーン大神官を魔力鑑定したことがありますが、あの人は異常でした。さすがに大神官な事だけはあります。


私は魔力鑑定で彼女の魔力量を正しく鑑定してみましたが、レベルが低い関係なのか、レベルの割には魔力が多いなという程度です。


もったいない。


魔素さえ見えるようになればこの魔力量でも十分に治療士として活躍できるのに。

彼女の魔力量ではきっとすぐに魔力切れをおこしてしまい、大治療は行えないと思いました。


私は彼女を治療室に同行させ、実際の治療を見せて回りました。最初の頃は何だから良くわからない様子で見ていた彼女も3日目にもなると何かに気が付いた感じにも見えましたが、結局彼女は回復魔法を使う事ができませんでした。


 数日後、彼女は妙な事を言い出します。

「ホーリさん空気の中に魔素が有るのですよね?」

「はい、この世の何処にでも存在します」

「私は魔素自体を見る事が出来ないのですが、空気を鑑定したら魔素の割合が見えました」

「はい?」

「空気を鑑定できるのですか?」

「ここ数日病気の患者さんを鑑定していたら、治療後の病気は何処に行ったのか気になったので空気を鑑定してみました。最初は何だかわからない状態だったのですが、ここで色々な病気について勉強していたら、空気中のやまいの割合がわかり始めました」

彼女は自宅で見えない魔素の種類についても勉強していたそうで、家族の方に色々教えてもらったそうなのです。

「神官様たちの魔法を見ていたら、病気の種類によって使われる魔素の種類が違うみたいで、私は魔素を操作する事は出来ても魔法として使う事は出来ないみたいなのです」


あ、やっぱりだめなんだ・・・私は残念に思いました。


これほどの鑑定素質があっても治療魔法が使えないのでは、無駄になってしまうと。

「そこで私は回復に関連する魔素を空気中から分離させて、移動させてみたのですが」

アリシアは小瓶を取り出す。

「魔素単体では存在できないので、水に混ぜてあります」


えっ?それって何?私は鑑定をしてみました。

【魔素水・回復系(低)】

なに?魔素水って?ポーショーンなの?


普通ポーションは、例えば回復ポーションなら薬草等の汁に魔法的な効果を加えた液体で、低級・中級・上級といった感じで分類され、薬草の種類と魔法効果によって種別されるものです。ポーションはポーションであって魔素水なんて名前では無いのです。そんなものは見たことも聞いた事ないのです。彼女が「魔素を水に混ぜた」というので「魔素水」と認識しているだけなのです。

しかも回復系というのが非常に気になります。


「えっと、これは毒ではないですよね?」

「これを作る時に私自身で何回か確認していますし、そのままだと味気ないので、家族と一緒に美味しく飲めるようにしてあります」

「一口頂いても?」

「大丈夫です。どうぞ」

私は小瓶の蓋を開け、まず臭いを確認する。

さわやかな柑橘系香り、とてもポーション系の香りとは思えない香り。

回復ポーションと言えば、草の臭いというか青臭いのが常識。

私はさわやかな香りなので自然と飲んでしまいました。


「おいしい!、そしてこの爽快感は何?!」


ポーションが美味しいなんて事は無いのです。はっきり言います。不味いのです。苦いとか渋いとかそんなのばかりなのです。

そして私は驚愕するのです。普段の仕事で出来た、手荒れや傷が綺麗に無くなり、美しい手があったのです。

ありえません、これは中級ポーション?。低級ではこんな結果にはなりません。しかし、鑑定結果では低ランクとなっています

レベルが上がるとどうなってしまうのか?。ポーションに革命が起きてしまうような出来事なのです。彼女は言います


「これなら作れるのですが」


これはポーション革命なのでは?


アリシアに回復魔法担当をさせる予定で話を書いてみたのですが、回復魔法を辞めて回復ドリンク剤に話を変えています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ