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龍人な少女の召喚記~一人一人が主役な舞台の世界~  作者: スカイア=ライメト
第二部:クラン編 第三章:誰かが描く贄の戦争
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第七十二話 発進!徒歩のもよう

「んじゃ、不知火は憑依して指揮を執ってね。地図のこの範囲にある木を切れば良いから宜しく!」

『くそったれ!仕事したくないよぉ』

「働けよ。このニートめ!」

『今働くから違いますぅ!』

 何か似たやり取り毎回してない?軽口言い合える仲は在っても良いけどさ。俺は俺で枝打ちをやらねば。幾ら時間が在っても足りねぇよ。触手大活躍!なんかエロそう。流石に木と触手は無いよね?組み合わせとして。無いよね!?あったらあったで見てみたいけど、好奇心は猫を殺すからなぁ。ん?この地鳴りは何?そして、半数の召喚獣が減ってるんだけど。どゆこと?

 おおう、い、威圧が凄いよ!?姿が見えないのに、前に全員で集まった時に浴びた殺気すら生温いんだけど。どうしてこうなった?焦りすぎて逆に落ち着いてきた。こういう時の対処法は…。姿をしっかりと確認するか、素早く逃げるかのどちらか。不知火に取り敢えず行ってもらおう。何故かって?唯一飛べるからだよ!


 戻ってきたけど…様子が変だね?どうしたの?何か悪い報せでも有りそうな感じだけど。

「え、どうしたの?何が居て何が起きてた?」

『今直ぐ逃げることをッ!』

「東雲、行くよ!召喚の門よ 閉じろ【召喚術・送還:スライム】ッ!」

 〔黒の武者〕と〔白の武者〕は最悪還さなくても良いから楽だね!この場から早く逃げないとッ!理由は分からないけど、凄く焦燥感に駆られてたからさ。

『この地に眠る巨大な亀が起きそうなのよ。種族は確かタイタンタートルか暴君なる丘(タイラントヒル)のどちらかで私には分かりません!』

 いやそこは自信持って言うところじゃないでしょ。はぁ、二択に絞れただけましかな?どちらも亀に似た魔獣らしいし。クソッ!こんな時にチャットが使えれば楽なのに!メールで先に出しとけば良いか。なんか近くなって来てない?これ。ど、どうしよう絶対潰されるよね!?ああ、装備は大丈夫だから良いか。大事な物は他の場所に預けているし、伐採したての木が飛び散るだけだし問題なかったや。でも痛みがあるのかぁ。ギリギリまで逃げよう!

 おおう、誓いは虚しく俺は死んでしまうのであった。ガクッ。んなこたぁ良いんだよ!俺は復活したぞぅ!…デバフが大きかったよ。なんだよこの全ステータス30%減とか。こんなん度し難いにもほどがあるよ!畜生め。これじゃ戦力どころか足手纏いじゃないか。あ、あのロボならワンチャンあるかも?

「ルクハ、そのロボ使えない?」

「ロボ?ああ、プロトティタンですか。…実践運用したデータが欲しいので良いですよ?ではこちらに操作方法を教えたり、搭乗準備をしますので」

 なんと!渋られるかな?と思ったけど、こうあっさりいくと逆に不安が溢れない?実験対象にされそうでさ。怖くない?

「では、この強化服を着てもらいます」

 うわぁ、このピッチリタイツを着るの?まじでか。他のゲームでネカマするときでも、中々選択しないよ。エロまっしぐらって感じするし。

「このままでは、性能は低いので兵装の追加をします。軽装甲に武器ホルダーやバックパック、ウエストバック(とう)で構成された基本装備に加え、オプションがあるのですが今回は省きましょう。あ、ヘルメットもありますので、これも被って下さい。プロトティタン外でのパイロットの情報処理や収集、解析の簡易なサポートをしますので」

 おお、見た目的に大分ましになったね。ヘルメットも視界が制限されることはなくて、画面で前方が表示されるから被ってないときと変わんないねぇ。なんか画面の端で、情報処理が始まってるみたいだけど。 

「プロトティタンの操作方法についてですが、このペダルを踏めば前進で反対側が後退となっています。車と同じなので直ぐに慣れるかと。左右の動作と視点操作は、この操縦桿に付いているボタンで行います。加速装置も着ける予定でしたが、今はありません。腕の操作ですが、先程の操縦桿を使うことで前後左右と動かせます。操縦席の仕様は変更点が多いので、後程改良予定ですので悪しからず」

 難しそうかな?って思ったけどそこまでかも。そして未だバージョンβと言うね。だから気迫が凄まじかったのか、プロジェクトは絶対成功してやるぞー!って。

「次にプロトティタンの武装になります。本当は大型化した重火器を装備させる予定でしたが、データ…時間の都合上、魔導重火器に変更となります。これは今後の正式装備として配備予定の、TMG-FM試作型とです。これは火属性の魔術を弾丸として射出するティタン専用武装で、魔力をティタンから供給することにより半無限の弾倉となっていますが、クールタイムを必要としますのご留意を。では搭乗して下さい。発進準備!」

「出撃準備です!パイロット搭乗確認、プロトティタンの魔力炉稼働開始、蓄魔力領域のフル充魔力及び装置の異常無し、全システムオールグリーンなのです!第一から第十三固定具の解除を開始です!」

「あ、発進機構は出来ていないので、徒歩でどうぞ」

 締まらないなぁ。生産陣がこれを造った理由って、これがやりたかっただけじゃない?まぁ、良いか。これで戦えるようになったし。え?デハフはどうしたか?後、十一時間掛かるからさ。気にしたら負けじゃない?

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