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龍人な少女の召喚記~一人一人が主役な舞台の世界~  作者: スカイア=ライメト
第二部:クラン編 第三章:誰かが描く贄の戦争
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第七十話 下拵え 

 あれ以外で特に問題もなく会議は終わって、俺は開拓班の方に回されたよ。作業効率が上がるから仕方ないよね。まぁ、斧とか鶴嘴、新しい武具で弓と盾を貰うから良いけどさ。班員は鳥兜にネクロ、静鈴、ルクハ、鋼翼、アディル、露梨の計八人。あれ?こんな少人数で大丈夫?もっと居た方が良いのでは?

 これで高難易度な敵を倒せと。冗談が過ぎやしませんかねぇ。しかも半分は生産組だし。高等級(ハイランク) な聖獣やら神獣には現代兵器とか効かないし。魔導学とか魔術の力を使えば別だけどさ。

 あ、迷宮で乗った戦艦とか結構使ってるみたいだけど、デカ物の胴体部分にはあんまし効いて無かったから不安だなぁ。ゴブリンとかなら資金の許す限り蹂躙は可能だけど。戦艦レベルの兵器でしか通用しないとかどゆことよ。それに、家のクランにある装備、兵器群の中でも金食い虫の代表みたいなやつだからね。あれ。一度動かすだけで、共有財産が目減りするし。

 えーと、ここで合ってるかな?集合場所。いつの間にか建築されてた格納庫らしき建物で、未だ一度も入ったことはないね。

「来ましたか!見て「鴉ちゃん、頼まれていた物です。確認をお願いするのです」さい!」

 うん。鋼翼さんが喋ってるところにアディルが被せたけど、別に問題ないよね。

「んんっ!改めてこちらを!今「ロ~リ~!!!!」ているものを!…露梨?」

「あぐふっ!」

 おおう。また喋り始めたら露梨(ロリコンなロリ)に 邪魔されて、静かな怒りをたぎらせながら拳骨を食らわさせてたよ。良い響きを奏でたなぁ。鋼翼さんも怒るときは怖いね。何時もより声が低くなるのだもの。

「はぁ。集まっていただいた皆さんに紹介したいのは、動作及び筋力の補助を目的として作成した強化(パワード)外骨格(エクソスケルトン)。こちらが強化服(パワードスーツ)、反対側が強化鎧(パワードアーマー)でッすッ!」

 お、調子が戻った。やっぱり鋼翼さんは気怠げよりもこっちだね。強化服は要所要所や、骨格の真上に当たる場所に機械が付いている頭出し全身タイツで、強化鎧は全身鎧そのもの?って感じだね。

「両方とも換装可能な兵装があり、兵科毎に選べますッ!グラップリングフックや携帯壁、簡易ジェットパック、ホバリング、携帯回復ドローン、偵察ドローンの操作が可能となっていますよッ!他にも様々なMOD(オプション)が選択可能なので、ご要望は受け付けているのでッ!是非是非使用して感想をお聞かせ下さいッ!」

 何そのロマン溢れる装備。俺ほしいなぁ。もらった装備で変身!って出来ないのかな?

「この装備自体は携帯出来ませんッ!しかし!現在可能なように試作品を幾つか作成しているのでお楽しみをッ!」

「次は私ですね。強化外骨格に類似するものですが、搭乗型ロボットを試作してみました。機械兵士もあるのですが、現在の技術だと弱いです。数を揃えるとなると資源もかなりの量を消耗するのでお勧めしません。作業ロボならまだ良いのですが」

 オオッ!巨大ロボ!ロマン中のロマンじゃないか!

「ですが資材や性能の関係上、実践使用は厳しいと判断しました。これを完成版に持っていくためにも、今回のプロジェクトは成功しなければなりません。因みに完成版の用途についてですが、戦闘は勿論のこと大型の作業用外骨格としても優秀です。ただ、AIの目処がたっていないため、自律稼働は見送るつもりになります」

 へー試しに乗ってみたり出来ないかな?

「今回の会議が終了後、乗りたい方はお教えしますので是非!」

 うん、鋼翼さんみたいにサンプルデータが欲しい目をしているよ。

「さて、今回集まってもらったのは開拓を始めるためだ。本拠地から東に移動し、仮設拠点を設置後各自作業に入ってもらう。ネクロと鴉狐は自らの術に斧や鋸、鶴嘴を持たせ素材の収集や領域を広げてくれ。後程指定する範囲は手を出さないように。ルクハや鋼翼、アディル、露梨は製材や物品の加工、修理、情報整理をしてくれ。静鈴は俺と一緒に敵性存在の排除や詳細な地形情報の取得をする。何か質問は?よし、次に生産陣でサーチャーと子機を貸してくれないか?静鈴、直ぐに出るぞ。生産陣は拠点の設営、ネクロと鴉狐はその手伝い。終了後は俺たちが戻ってくるまで待機だ。解散!」

 じゃあ、手伝いしたら解析結果でも見ようかな。


 ふー!終わったっ~!うん、本拠地より小さいけど、かなりの広さを使うとは。いやまぁ、働いたのは俺じゃなくて〔黒の武者〕と〔白の武者〕なんだけどね?

まさかここまで魔力の回復が追い付かないとは。久しぶりに経験したぞ?この倦怠感。

 休憩時間になったことだし、アディルに頼んどいたあれでも見るか。…結構な厚さがあるなぁ!

 何々?箱と鍵共にダンジョンで多く見られた金属系の素材で出来ていて、箱の鍵穴に鍵を差し込もうと試みたが、穴が塞がれていて不可能である。破壊しようとしたが、保護(プロテクト)系の魔術がかけられていて、不可能であった。外側からの解析なので内部は分からないものの、呪詛や攻撃魔術の気配は感じられない。成程?あの英雄から貰ったものだから、害はないかな?では早速開けてみようか!

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