第二十一話 懸賞金マジ美味し
冒険者ギルドに着きましたっと。さて、すっかり大人しくなった盗賊共を引き渡すとしますかね。
「すみません、盗賊の引き渡しって此処ですか?」
「・・・は、はい。ここで合ってますよ」
怖がられたかな?えー、怖いかそんなに。少しショックなんだけど。
「この盗賊と死体があるんですけど、死体の扱いって如何すれば良いんですか?」
「で、では。付いて来て下さい」
すげービクビクしてる。素朴だけど可愛いのにねー。
「ここです」
「有難うございます」
んー誰か居るのかね?結構端な部屋に連れられたけど。
コンコン
「入ります」
「ん、応。良いぞ」
声的には男かな?
「どうぞ」
「分かりました」
「盗賊を捕まえたらここに来いと言ったが、少女を連れてこいなんて言って無いぞ?それともそいつが、盗賊なのか?」
「いいえ、この方々が最近活発に活動していた、ばk・・・盗賊を討伐して頂いた方です」
「ほーう、こいつ等がねぇ。よし、お前は戻って良いぞ」
さて、突き出すか。
「これらが盗賊で、死体が有るんだけれど如何すれば良い?」
「ここで出されると、処理が出来ないから・・・解体場に連れてった方が良いな。付いてきな」
解体場ね、行った事無いんだよね。どんな場所なのかね、やっぱり魔物とかの大きいのとか居るから、広いのかね?
おー和風だ。うーん、やっぱりお国柄がでるんだね。まだ一ヶ国しか行った事無いけどネ!
「おし、殺した盗賊はここに並べてくれ。そいつ等は俺の近くに引き付けな」
アイテムボックスから出してくか、出し入れは念じれば良いだけだから、楽で良いんだよねこのゲーム。だけどさ、生産とか作業系の作業は、自分の手で一からやらなきゃいけないんだよね。誰かカレールーとか麻婆豆腐の素とかを作ってくれないかねぇ。
苦手なんだよね、調合系の作業。理科の実験で俺がやると必ず失敗するから、同じ班の他の人に任せてたんだよね。全部、だからこそ上達しなかったんだと思うけどね。
「これで全部か?」
「はい、死体も全部出しましたが?」
「ふむ、こいつ等の死体は〔黒の風雨〕か〔死の暴風〕から離反したと聞いていたが、本当だったんだな。半分死んでるが、生きてる方は〔蒼涼〕って言う盗賊だな。危険度は高くはないが、将来大きくなる可能性があった。助かった、中々居場所が掴めなくてな、討伐依頼を出せなかったんだ」
色んな説明があったけど、つまり盗賊を討伐や捕まえて来てくれて有難う!って事でしょ?さあ、懸賞金を寄越しなさい!
「おっと、懸賞金は両盗賊のを合わせて五十万セルだ。〔黒の暴風〕が二十万で〔蒼涼〕が生け捕り含めて三十万だな。剥いだ物はそちらの物にして貰って構わん」
ふー!大金が手に入ったどー!盗賊の物は俺の物じゃい!
「後、冒険者カードを更新するから寄越せ。ランクアップに成ると思うが、昇格試験は無しだ俺が保証するからな。何か質問あるか?無いならこのまま窓口に行くが」
うーん。あ、折角なんだからファヴ達の分の冒険者カード作ってもらおうかな?
「この子達の冒険者カード作ってくれませんか?私だけで討伐した訳では無いので」
「分かった、良いだろう。それだけか?質問は」
「はい。有りませんが」
よし、ファヴ達の分の冒険者カードを作ってもらえたね。そして私のランクはEランクになったね、全体からして見ると微妙だけどネ!後、何故か召喚したままわすr・・・ゴホン、そのまま居た〔黒の武者〕と〔白の武者〕の分の冒険者カード貰ったんだけど、何でよ?流石に名前が種族名のままじゃ駄目かなって思ったから、黒鷹と白鴉っていう名前にしてみた。
名前の意味?特に無いんだよね。敢えて言うなら、色と合いそうでカッコイイからね!
ビクビクしてる人「少女と幼女と鎧の集団が怖ぇ」




