㉜話『思いにより』
「ううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう」
口を塞がれてロープで縛られて呻いていた。
「さてと、あなたは認めてくれますか? 私と彼の関係を?」
冷めた目で咲菜はその子を見ていた。
「うううううううううううううううううううう、ううううううううううううううううううううううううううううううううう!!」
そして咲菜は塞いでいた布を取った。
「みっ認めますからああああああああああああああああああああああああああ!! もう返してください!!! おねがいしますううううううううううううううううううううううう!!」
「分かりました、ではここにサインしてください」
「しますします!!」
そしての子はためらいなくサインをしてそのまま返された。
咲菜は紙を見て一息入れて
「ふー、まだまだ人数はいますね、それもこれも私たちの関係を認めない皆がいけないんです、人の感情を甘く見ないでくださいね、さてと、今日のノルマは達成したし、あしたもがんばろー」
そう言って暗い倉庫を後にした。
「おお、咲菜? 調教は終わった?」
「ええ、終わりました。 咲に帰ってくれてもいいのに、見ていたんですか?」
「なんかデート後に俺を批判する人がめっさ減ってると思ったらこんな苦労かけてたなんて、俺もやっぱりもっと努力が必要なんだな」
としみじみと優は言った。
「気にしないでください、これは彼らが悪いんです、もしあなたのままいたいならそれでいいじゃないですか、努力して変わるのはいいことですが、それで無理をしていたら後悔だったしますよ?」
「安心しろ、君と付き合うまでずっと後悔だらけだったから別に一つや二つ増えても大して変わらんさ、それに後悔が無いように生きるなんて不可能だろうに」
「まあ確かにそうですね、私もあなたに会うまで後悔をするばかりの人生でした、保育園時代で後悔してるなんてこれから先どうなるんだろうって考えてしまってたぐらいですし」
「やけに重い保育園時代を過ごしたんだな」
苦笑しながら優は言った。
「まあ、2人で後悔やら泣きながらも頑張ろうではないか」
「ええ!!」
そして2人は帰った。
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「何だと! また減っただと!」
愛紗は怒鳴るように言った。
「だって!! 咲菜さんがどんどんヤンデレ化して! 怖いよおお!! って言う人がどんどん増えてきて!」
「いったい何されるの?」
「縛られて拷問されて最後は2人の関係を認めろってサインを求められるんです!」
「サイン以外はご褒美じゃない!」
「それをご褒美と思うのはあんただけだ!」
「そうだ! 私たちはまだ死にたくないからもう認める! さようなら!」
皆帰ろうとすると
「ヤンデレは咲菜だけではないってことをお前たちはまだ知らないみたいだな……」
「「「「「え?」」」」」
すると愛紗は冷めた目で皆を素早くとっつかまえた。
「うううううううううううううううううううううううううう!!」
「うううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!」
その後けたたましい悲鳴が聞こえてきた。
数時間後
「お前たちは咲菜親衛隊だ! 命に代えてもあの男から取り返せ! 全面戦争だ!」
「「「「ラジャー」」」」
機械のように皆揃えて敬礼した。
そして皆の目には一切の輝きはなかった。
「見てろよ、近童 優、貴様は我々の天使を汚した、魂尽きるまで貴様を撃ち滅ぼす!!」
憎しみの感情をさらけ出し包丁を取り出した。
「咲菜……待っててね、私の大事な咲菜……レロンレロオレロオ」
そう言ってうっとり顔で写真を舐めまわした。
「うへえええふええええええうへええええ!! しゃっしゃきにゃああ」
ベトベトベトーーーブシャアア
そして股から大量の汁が出た。
ヤンデレの猛攻の狼煙が立った。
一応この作品はもう少しで終わる予定ではある




