第22回配信「南端の港」
「ラジオの前の皆様、こんにちは
さちです。」
「・・・・・・ノワよ。」
「ウィッカラジオ放送開始していきますよ
今回も最後までよろしくお願いいたします。」
「・・・・・・楽しんで貰えると、嬉しい。」
「青い空、青い海、暖かい日差し
冬とは思えない気候と風景ですね。」
「南端の港町ミンム・・・・・・大陸最南端の街と言うだけあって、随分暖かい気候ね。」
「凄いですね。常夏の国って形容詞が良く似合う場所です。」
「本日は、そんな南端の港町から、放送するわ。」
「それでは、本日も頑張ってやって行きましょう
ウィッカラジオ、スタートですっ。」
「さて、まずはいつも通り旅の行程と現地紹介です。」
「・・・・・・行程って、何かあった?」
「一応報告ですけど、前回放送の翌日
結局、果物収穫体験は参加して来ました。」
「あぁ・・・・・・それね。」
「やっぱり自分で採って、その場で食べるってなると
何となく普通のものより美味しく感じます。」
「体を動かして、適度に疲労しているから、甘い物が、美味しく感じる。」
「新鮮ってだけなら街の市場でも十分いいのが手に入りますけど
それに輪をかけて美味しいのでやってみて正解でしたね。」
「まぁ、たまにやるぐらいなら
・・・・・・農家として、あれを毎日は、遠慮だけど。」
「体力勝負ですからね。インドア派の私やノワさんには向いてません。」
「インドアと言う割には、ここ数ヶ月、歩き通しだけどね。」
「えぇ、急に旅する事になったから仕方ないですね
本当は街道都市に留まってそこからラジオ放送だけ、とか思ってましたが。」
「まぁ、こうして色々知る事が出来たし、宣伝も必要だった
必要経費だと割り切るしか、ない。」
「旅は旅で楽しんでるからいいですけど。」
「さて、そろそろ現地紹介に移ろうか。」
「はい。私たちが現在滞在しているのは南端の港町ミンムです
この大陸で最も南にある街で、当然海に面しています。」
「海碧の港と比較しても、港としての規模は、大きいね。」
「そうですね。南部でも最大級の港町のようです。」
「南端、と聞くと、他の港から遠そうだから、利便性は低そうに感じたけど・・・・・・。」
「南部地方の他の街へのアクセスとかの観点から、意外と使い勝手がいいようですね。」
「大きな港の例に漏れず、交易、商売などが盛んのようね。」
「私たちもここで少し旅荷物の整理をして行きたいところですね。」
「そうね・・・・・・携帯食料などの消耗品、それに普段から使うキャンプセット
衣服などの装備品も含めて、修理や新調も考えたいね。」
「この前白石都市周辺で大量に買った素材を売りに出せるので
それを元手に色々買いたいところですね。」
「最悪、2~3日程度なら簡単な依頼をやって、ここで稼いでもいいかも。」
「後は港を利用する冒険者さんも多いようですから、情報収集もしっかりやっておきましょう。」
「さて、私たちの予定の話に、なってしまっているけど、街としては、どうなのかしら?」
「正直なところ賑わってる。ぐらいの感想しかないんですよね。」
「まぁ、目新しい何かは見つかってないわね・・・・・・。」
「なので何かしら名所なりなんなりでもあればいいんでけれど・・・・・・。」
「・・・・・・あぁ、ここは街としては、最南端だけど
大陸の南端にあたるのは、少し行ったところにある、ケプホ岬になる、らしい。」
「おぉ、大陸の南端部ですか。たしかに見所としてよさそうですね。」
「実際、岬に何があるかは、知らないけど・・・・・・寄ってみる価値は、あると思う。」
「いいですね。次の街に向かう前に行ってみましょう。」
「了解・・・・・・さて、現状言える事は、これだけ?」
「そうですね。ほぼ紹介になってませんがこれぐらいです。」
「挑戦! 去年までの私を変えるには。」
「このコーナーは、今年に入って、去年までの自分を変えたい方に
どうやったら上手く変われるかを、さちが頑張って考えるコーナー。」
「おや、ついに投稿が来たんですか!?」
「いや、街で会った冒険者から、聞いてきた。」
「そうですか、残念です
あっ、でもコーナー自体が出来るのはいいと思いますよ。」
「じゃあ、早速内容を読み上げるよ。」
「はい、どうぞ。」
「街で出会った冒険者Mさんからの投稿
数年前から冒険者をやってるけど、未だに魔物と戦うのが怖くて
安全な場所しか行かず、冒険らしい冒険をしてないから、今年こそ魔物と戦えるぐらい、強くなりたい
・・・・・・とのこと。」
「なるほど。」
「それじゃあ、カードを引いて・・・・・・。」
「あ、そう言えばお題があるんでしたっけ?」
「はい、引いて。」
「仕方ありませんね、ではこれで。」
「何て書いてある?」
「<回復薬>です。」
「うん、まだましなの引いたね
じゃあ、頑張って・・・・・・。」
「分かりました
ではまず回復薬の類のアイテムを沢山準備して下さい。」
「・・・・・・うん。」
「そうしたら次に魔物の巣とかダンジョンとか、そう言うところに突っ込みます。」
「・・・・・・。」
「後は向こうから勝手に寄って来るので、逃げずに全部処理しましょう。」
「・・・・・・かなり無茶な気が。」
「ピンチになっても決して逃げないで下さい
そのために回復薬を沢山準備したのでそれを全部使い切るぐらいの勢いで戦い続けるんです。」
「・・・・・・。」
「回復薬がなくなるか、魔物を全滅させたらその時に帰りましょう
そうやって沢山戦って経験を積めば嫌でも強くなります。以上です。」
「さち、何気にスパルタ。」
「あれ? そんなつもりはなかったのですが
今まで一緒にいた冒険者さんって強くなるためにダンジョンにこもる時って
1匹ずつ戦うんじゃなくて走り回って10匹とか集めて
それから一掃してって形で戦ってましたよ。」
「・・・・・・それって、ある程度強くて、色々なスキルが使える冒険者じゃないと、無理なような。」
「えぇ、そうなんですか
てっきり皆さんそうやって大量の敵との戦闘を繰り返して強くなったと思ってました。」
「・・・・・・高レベルの冒険者の、見すぎじゃないかしら?」
「ど、どうなんでしょう。たしかに知り合いはお強い方が多かった気はしますが。」
「まぁ、死なない程度に、頑張って戦いましょう・・・・・・と言うことで。」
「はい、くれぐれも無理は禁物です。」
「・・・・・・無理させるような助言しておいて、それはどうかと。」
「うぅ、すみません。」
「以上、挑戦! 去年までの私を変えるには・・・・・・でした。」
「さて、続きましては次回の予定に移って行きたいと思います。」
「まぁ、途中に話した通り、まずは荷物や情報の整理ね。」
「そうですね。噂の南端の岬とやらも見てみたいですし。」
「それが済んだ後は、雨乾都市ザルバナへ向かうわ。」
「次の目的地ももう決まってるんですね。」
「ちゃんと、調べてある。」
「それで、どのようなところになるのでしょうか?」
「乾季と雨季が交互に来る平原地帯
今の時期だと・・・・・・草も生えない不毛の荒野。」
「不毛の荒野、何だか危なそうな響きなんですが。」
「水や食料の補充は、厳しいだろうから、相応の準備は・・・・・・必要。」
「なかなかに大変な旅になりそうですね。」
「一応街道はあるようだし、余計な寄り道とかしなければ、多分大丈夫。」
「ファーカスト地方は本当に大変でしたからね・・・・・・。」
「まぁ、そう言う感じで、雨乾都市に着いたら次の放送予定。」
「ちょっとここからの準備などの都合からいつになるかは分かりませんが、お待ち下さい。」
「その間に、いつも通りに、感想を募集、する。」
「現在募集強化中のお題は
今年になって自分のここを変えたい場所
冒険の疲れを取るための視聴者さんお勧めの方法
の、2つとなっております。」
「勿論・・・・・・それ以外の、普通の感想や、要望、そう言ったものも、待ってる。」
「では、本日はこの辺りで締めましょうか。」
「了解・・・・・・お疲れ様。」
「視聴者の皆様も最後まで聴いてくださってありがとうございました
お相手はさちと。」
「・・・・・・ノワでした。」
「また次回もお会いいたしましょう。」
「・・・・・・またね。」




