6話 復活ふたたび探索
初投稿です。
よろしくお願いします。
前回のダンジョン探索から1週間が経ち足の怪我が完全復活した。その間にもダンジョン情報がいろいろ入って来た。
◇カンボジア 5階層でボス部屋発見
5階毎にボスが居る可能性が高い
◇インド 宝箱の発見と巻物ゲット
巻物が何かは分からないが、恐らくスキルであろう
◇中国 魔晶石を使った次世代エネルギ―試作
どうやらエネルギ―の抽出に成功したらしい
ネット情報では、カンボジアが一番探索が進んでいる。世界では、ダンジョンの解明や探索に積極的な国と消極的な国に分かれている。
北朝鮮やイラクなど戦争国では、情報は無いが国家戦力アップにダンジョン探索を進めているだろうとの見方が多い。
日本は? と言うと当然、消極的である。漸く、特殊警察によるダンジョン内の探索を行うようである。
俺は駐車場ダンジョンの入口に来てステ―タスの確認を行った。
名前:片山 進 30才
種族:人間
レベル2
HP F(-)
MP F(-)
力 F(-)
防御 F(-)
速さ F(-)
運 A
【ユニ―クスキル】
成長 ステ―タス2倍
【スキル】
超鑑定
剣術Lv1
ステ―タスに変化が無いことを確認し駐車場ダンジョンの地下1階に足を踏み入れるのであった。先ずは、安全にレベルを上げるため、前回怪我を負ってしまったことを考慮し魔物複数は避ける。単独の魔物をタ―ゲットにする方針である。
俺は、前回来た教室くらいのスペースのある部屋まで魔物に遭うことなく来れた。
そこには、幸い1匹の角兎が居る。このダンジョン角兎しかいないのか? と頭で考えつつ剣を構え角兎と対峙する。こちらから一歩近づくと角兎は、直ぐに飛びかかってきた。
「どりゃっ」
「ギヤア」
レベルが2になった影響か角兎の攻撃を半身になる程度で躱し頭部へ致命傷を負わすことが出来た。油断は出来ないが、余裕を持って対処出来たことへ安堵する。角兎は、光の粒子となって消えたがドロップはなかった。
この部屋には、左右2つの通路へ続く道がある。少し迷ったが何となく左ル―トが安全?と考え進むこととした。
左ルートを200メ―トル進む間に単独で現れた角兎を3匹無難に倒している。
そして4匹目を倒したところで頭の中に音が響いた。
『パンパカパ――ン♪』
『剣術スキル「真空刃」を覚えました』
同時に光の粒子となって消えた角兎が居た場所に剣が落ちていた。
「よし!」
レベルアップの音と共に2本目の剣をゲットできた。
早速、剣を鑑定した。
《鉄のショ―トソ―ド》
全く同じ武器がドロップした。続いて俺自身を鑑定する。
名前:片山 進 30才
種族:人間
レベル2 → レベル3
HP F(-)→ F
MP F(-)
力 F(-)→ F
防御 F(-)→ F
速さ F(-)→ F
運 A
【ユニ―クスキル】
成長 ステ―タス2倍
【スキル】
超鑑定
剣術Lv1 → 剣術Lv2『真空刃』
レベルが3に上がるとステ―タスも(-)が無くなっている。
ステ―タスは、F(-)→ F → F(+)恐らく3段階であろう。
なぜか、MPと運については変化が無い。使っていないステ―タスは、上がらないんだろうと推測する。また、剣術Lv2で『真空刃』の技を覚えた。
アクセスして頂ける人が少しづつ増えてきました。
本当にありがとうございます。
よろしくお願いします。