22話 犬チキショウ
宜しくお願いします。
今日から地下4階の探索だ。俺は駐車場ダンジョンの入口でステ―タスの確認を行った。
名前:片山 進 30才
種族:人間
レベル12
HP D
MP D
力 D
防御 D
速さ D
運 A
【ユニ―クスキル】
成長 ステ―タス成長2倍
【スキル】
超鑑定
剣術Lv4『真空刃』『回転切り』『2段突き』
回復魔法Lv3『ヒ―ル』『キュア』『ハイヒ―ル』
身体強化Lv2『闘気』
恐らく地下4階のには『C級』の魔物が出る。D級の俺より格上なんだろうと予測するが、劣等感はさほど感じていない。闘気があれば何とかなりそうだ。
ダンジョンを進み前回見つけた地下4階へ行く階段の前に着いた。
「よし、行くぞ!」
俺は掛け声を出し自分に気合を入れてから階段を降りた。
「上と同じ森か―」
地下4階も森エリアであった。
少し進み羽ムカデを瞬殺したところで地下3階と同じパターンであると悟った。上のエリアで出た魔物は全部出てくるパタ―ンだな。
次に2匹のゴブリンを倒し魔晶石を拾った。
その時、ゴブリンとは違う1匹の人型を発見する!
身長は150くらいで大きい。ゴブリンが100くらいだから1.5倍である。
顔は犬、いや狼か。
体毛は灰色で腹部は白っぽい。
手には錆びたような細剣を持っている。
俺は超鑑定を唱えた。
『コボルト C級』
「やっぱりC級の魔物か」
コボルトがC級であることを確認し剣を構える。既に俺に向かって来ているのだ。ゴブリンと比べると身長が大きい分、迫力がだんちであった。
予想出来ないくらい離れた間合いから飛び上がり、既に上段に構えて剣を振る体勢だ。
「しまった!」
完全に先制攻撃を許してしまった俺は、剣で何とか受けたが後方に飛ばされる。ゴブリンと同じ速さで力が2倍くらいある感じだ。
直ぐに中段に構えコボルトの動きを観察する。
コボルトは少し離れた間合いで剣を構えている。
「真空刃!」
真空刃は簡単に躱されてしまった。
今のところ間合いが離れているため、コボルトに届く技は真空刃くらいだ。
俺は剣を振りかぶり攻撃を行うが、後ろに下がり簡単に躱されてしまう。
「チッ、厄介だな」
コボルトは、動体視力もゴブリンとは比べ物にならないほど高い。
俺は動きを封じるため、何度か足に攻撃を行ったが当たらなかった。
このままじゃまずい!
肉を切らせて骨を断つか!?
いやいや、肉を切らせちゃまずいだろ。これは、ただの例えだ。
何度か剣を交えながらコボルトを分析をする。
剣術だけならこの犬チキショウより俺の方が上だ。
覚悟を決めリスクはあるがフェイント攻撃を入れることにした。
コボルトの攻撃に対して俺は、前に出て剣を横にして受ける。直ぐにコボルトが追撃をしてくるが、俺はかまわず更に前に出て剣を上段から振るう。途中で剣の軌道を横に変えコボルトの胴を狙う。コボルトの追撃を体術だけで躱しきれない。
「ぐっ……。痛っ」
俺は肩に、コボルトは腹にキズを受ける。相打ちだ。
「ハイヒ―ル」
俺は直ぐに回復魔法でキズを癒す。ちょっと痛いが仕方がない。
何度か相打ちを繰り返しハイヒ―ルを使う。MPポ―ションを飲み魔力も回復して置く。徐々にコボルトの動きが悪くなってきた。
俺の攻撃だけが当たるようになりコボルトが膝をついた。
「回転切り!」
コボルトに致命的な打撃が入り倒れた。すぐに光の粒子となって消え俺は安堵した。
巻物がドロップした。
『パンパカパ――ン♪』
俺は巻物を鑑定せずに直ぐに広げた。
『スキル空手を習得しました』
『空手「正拳突き」を習得しました』
え!? なんか凄いのキタ!!
★ローファンタジー部門 日間、週間 第6位!!!
実力以上の結果にビックリです。
本当にありがとうございます。




