表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我らが軍隊・異世界戦争物語  作者: 隆哉
第二章 ユリオン軍主国?VSシュラハルトン国
12/34

4話 我一人、討つ

夏月「さぁ、とうとうここまで来たか。我が艦隊に新しく巨艦が3隻もとはとても嬉しいな」


冬夜「作る身にもなって欲しいのだがな」


夏月「それはすまなかったな」


冬夜「まぁ今後大きく艦隊を入れ替えするかもしれないからそこは伝えておくぞ」


夏月「了解した!」


ユミ「夏月様、私もそろそろ大型の陸上兵器が欲しいです!」


夏月「そうだよな…冬夜〜〜ぜひユミにも陸上兵器を作ってくれよ〜」


冬夜「夏月、キモいぞ」


夏月「キ、キモいとはなんだキモいとは…その言葉遣い、兄という名の上司に対する態度か?」


冬夜「1回お亡くなりになられていただくと大変嬉しく思います」


夏月「あー!こいつ!」


ユミ「兄弟喧嘩はよそでやっていただけると嬉しいですね」


夏月・冬夜「すみません」


ユミ「よろしい!では早速兵器なんですが」


夏月(今月の請求やばいだろうなぁ)


冬夜「どうぞ」


ユミ「ありがとうございます。今回作っていただきたい兵器なのですが、巨大な戦車が必要になってきます」


夏月「ほう、それはなぜだ?」


ユミ「あの件以来、他国では我らと同じ程のものを小型ではありますが作れる輩が増え始めているのをご存知ですか?」


冬夜「なるほど、それで今の兵器は他国とほぼ同じものとなっていると。そこで新たな兵器を作ることで奴らよりも優れた軍事力を保持することが出来るということだな」


ユミ「つまりそういうことでございます。お隣のトルベック平和主義国、我が大陸で唯一の他国。ですがあそこは平和を求める国、軍事力なんて何一つ持ち合わせておりません。その時に守れるのは我々しかいないっという点では必要だと思ったのです」


夏月「ふむ、納得のいく理由だな」


冬夜「なら早速設計に入るとしよう」


ユミ「ありがとうございます!!」


夏月「あ、そろそろ始めよう。シュラハルトン国に怒りの鉄槌を食らわすときだな」


ユミ「夏月様、必ず成功させてください!今なら他国を黙らせれるチャンスでもあります!」


夏月「おう!任せとけ!」


冬夜「間違っても他国に被害は出すなよ、もちろん我々の国にもな」


夏月「それは了解の上だ!ではこの前の旧式の戦闘機、使わせて頂くぞ」


そういい夏月は空軍基地に向かった。


夏月「さて、離陸するか。当機離陸許可を求む」


ユミ「戦闘機離陸を許可します!」


夏月「出力全開、離陸!」


夏月の乗った戦闘機はあっという間に陸を離れた。


夏月「目的地シュラハルトン、距離約1600km」


この距離はすぐに無くなった


夏月「さぁ、そろそろ始めるとするか」


夏月がそういうと急降下を始め、すぐに緊急脱出のボタンを押した。


「「バシュン!」」


夏月「瞬間移動もできるけどこの方が相手もパニックになるだろう」


  「さぁ、始めるとするか」


抜け殻になった戦闘機はみるみると落下していき、地面とぶつかり爆発した。夏月はその後に唱え始めた。


夏月「サモン!デススピア!!」


その槍は黒いオーラを持ち、周りには大きい魔法陣が段になっていくつもある。それはどんどん大きくなり夏月の数百倍にもなった。


「「なんだあれは!」」


シュラハルトンではかなりの騒ぎになっていた。

 

「「あれ落ちてくるんじゃないか」」


「「早く逃げろ!!」」


誰かがそう叫ぶとみんな逃げ始めたが、もう遅い。


夏月「ここの国にいる全ての民よ、今償う時だ」


夏月がそう言うと黒いオーラを纏った巨大な槍が落ちてきた。それは速いとも遅いとも言えない速度で落ちていった。


「「ドガーーーン!!!」」


それは1つで多くの者の命と文明をも破壊した。罪なき人々も含めた殺戮、言わば核爆弾と何ら変わらない。夏月がなぜ頑なに核弾道ミサイルなどを作らないかの理由がここにあったからである。


夏月「罪のない人を殺すのは罪悪でしかない。だがこれも戦争と言えば済んでしまう、この世界がとても憎い。そして怖いのだ、助けられる命だって簡単に見放す。そんな人間に私はなってしまったようだな…だから、核は使いたくはない」


1人寂しく、悔しく、辛く、苦しく、夏月は言葉を放っていた。だがそれと同時に夏月の今まで感情を押えていたロックが外れてしまった。


夏月「いっその事全てを破壊、殺してしまえばいい話だ…フフフ…ハハハハ!!」


???(こいつは良さそうだな)


夏月「さて、帰還しよう」


夏月は転移を使って司令部まで戻った


夏月「今戻った」


ユミ「お待ちしておりました!」


夏月「うむ」


ユミ「戦果は聞かなくてもわかっております」


夏月「これで他国もしばらくは黙っているだろう」


ユミ「間違いなしです!」


夏月「でも訓練は欠かさずにやらなければな」


ユミ「そうですね!」


  「ひとつ提案をしたいのですがいいですか?」


夏月「良いぞ、言ってみたまえ」


ユミ「ありがとうございます!では早速なんですが、空軍を統合したいのですがどうでしょうか?」


夏月「なるほど、確かにそれは良さそうだな、今空軍は上に立つものが居ないのが現状、いても中将しかいない。」


ユミ「そうなんですよね、前まではあのバカ、ユウヤが大将だったのですから」


夏月「そうなんだよな…」


ユミ「そこでいっその事空軍を陸軍と海軍に分けてしまえば良いのではと思った次第です」


夏月「素晴らしい提案だ!早急に書類を作り承認し、空軍の兵に知らせるとしよう!」


ユミ「では書類を作って参りますので少々お待ちください!」


ユミはそう言い司令室を出た。


夏月「これを冬夜にも言っておかなければな」



一休み


この世界の海って異様に深い気がするな…by冬夜

時間に遅れてしまいました…すみませんby隆哉

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ