少子化対策にオークが狩られています、あなたも沢山狩ってください
少子化問題が話され始めて50年が経った
毎年子供が減っていき、一時期は確認できる新生児が1000人未満にまで減ってしまった
原因は『娯楽の発展』『適齢期の労働』『出会いの減少』『理想の向上』など様々だった
対処しようと世界各国が働きかけたが、効果は何一つなかった
だが、とある発展途上国が解決案を提示した
それが、オークである
「狩ってきましたよ〜?」
「いつもありがとうございます!!」
世界各地に作られた魔獣買取組織、昔のゲームにちなんだ呼び名でギルドと呼ばれている場所
ここではあらゆる魔獣の死骸を買い取っている
「ん〜…」
「どうかしましたか?」
「いや、オークで少子化を解決して、今も必要だっていうのはわかるんですが…」
首を傾げる、それに合わせて受付嬢も首を同じように傾げる
「オークをどう使ったらここまで劇的に効果が出るんですか?」
「あー…私も知りません」
結局、非常に高値で売れるという事実で狩っていくだけである
この数日後、身をもって理解することになる
これは、オークの睾丸を使った人類改造計画に加担してしまった人たちの話である
主人公
オークを狩っている人々
詳しい事情もオークの使い道もわからないまま狩続けている
そして、その恩恵を受けて引退していく
オーク
世界中に存在する魔獣
平均身長3m程度の人形で豚と牛と人が醜く混ざった見た目をしている
昔から女性を持ち帰って繁殖をしていたため嫌われている
少子化を防ぐ画期的な方法
まず、オークの睾丸を手に入れます
睾丸を魔術、化学の両側面から処理します
処理した睾丸を男性の場合は男性の睾丸と入れ替え、女性の場合は心臓に埋め込みます
こうすることで、明確な発情期が出来上がります
あとは発情期になると勝手に増えていきます
完璧!
※生まれてくる子供たちにも影響しているせいで、性的な倫理観がほぼ完全に崩壊した人類が生まれている




