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4時限目


4時限目がきた。

私はこの時間から、授業に出ることにした。

4時限目は社会だ。


ガラガラ


「始めます」


「起立!礼!」


号令がかかり、授業が始まった。

社会の先生は、藤原利信。

この先生は結構年配の先生。

でも授業はとても面白い。


「教科書の……――」


先生が授業をはじめ、黒板に書き込んでいった。

それをノートに写す。


「(間違えちゃった…消しゴム、消しゴム…っと…)」


筆箱の中を探した。

……が……


「あっ…」


忘れてしまった。


スっ


後ろから手が伸びてきた。


「!?」 


それは、榎本春馬だった。

春馬は、無口でクールな奴だ。

だが、さりげない優しさが女子に人気の理由。


「えっ…」


「忘れたんだろ?」


「あ…うん…ありがと…」


「あのさ…」


「あ…うん。なに?」


「そんな見られると恥ずかしいんだけど…」


「あっ!ごめんごめん!」


「いや…大丈夫…」


春馬の顔は赤かった。


グイッ


急に横から引っ張られた。


「あやめ…」


「リツ…?」


「彼氏が横にいんのに、他の奴と仲良くすんなよ…」


リツは顔を背けた。


「ごめんごめん。春馬。これ借りるね!あんがとっ!」


「おう…」


「あやめのバカ…」


「リツ?何か言った?」


「別に…。なんでもねぇよ…。」


変なリツ。

怒らせちゃったかな…。


キーンコーンカーンコーン


「じゃあ、今日はここまでー。」


「起立!礼!」


そして社会は終わった。


「あやめ」


「ん?」


「気をつけろよ?この間も言ったけどお前はその…可愛いんだからなっ…」


可愛いリツ。


「はいはい。ごめんね」


「分かればいいんだよ…分かれば…絶対だかんなっ!」


「はーい」


このあとお弁当を食べて、5時限目が始まるところだった。


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