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のんびりややユルくない異世界開拓者   作者: 猫を愛でる会
一章 基礎開拓
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1−9 お菓子作りと年越しうどん(私はうどん・ラーメン派だからさ)

 さて、何を作るか寒気で中断した思考を取り戻す為に、廊下を歩きながら考えの再開を目指す………


「私のせいじゃあないもん!」


 まだ言うか! まさかクリスさんの『アナタ』で、寒気に襲われるとわ思わなかったわ。


「うっさいわ!」


 まだ付いて来るクリスさん、一人にさせて欲しいのだが?


「仕方無いわねぇ~」


 そう言った後に気配が消えた、何故かは分からないが今は全身から安堵感を覚える、まあ何か人生の危機感的な何かを感じた気がしたが、何故だろうか? 異世界で食べれない物が食べたいが、手っ取り早く浮かぶのはファンタジーネタのプリンやゼリーにケーキや、チョコに………チョコはまだカカオを作ってないな………ホットケーキは不明だが、異世界最初には良いかも知れないが………ホットケーキのミックス粉は無いから、パンケーキに成るな………まあアイスクリームも………寒いから却下だな。


 さてと先ずは色々使う物から作る、生クリームをやや甘めに作りバターを取り出し、普通バターより濃厚な色に成ったバターを用意、一部チーズを取り出し味見してから酒の肴にする、チーズと分けるのとチーズインハンバーグや、チーズケーキやチーズ焼きケーキ等の、後に作るチーズの味確めだ。


 さてとたぶん監視してるのは上からなので、よくテレビとかで使うモザイクをイメージし、魔法で展開し見えなくして一応隠蔽に思考阻害も、試しに考えたら幼女のクリスさんが現れた、何故か凄く泣きそうな顔をしやって来る。


「それされると本体に連絡出来ないから、マサシお兄ちゃんやめて!」


 やはり分身体が居たらしい、だから懐柔する事にした…………可愛いし娘に欲しい。


「私は、クリス様の分身体ですから娘では………」


 良し、この子は今日からクーちゃんで決定だ。


「だから、私は………クーちゃん?」


 食い付いたぞ、良し次だ次。


「一緒にお菓子を作ろうか、クーちゃん………美味しいぞ」


「…………うぅぅ…………クリス様ばかり食べてるし、たまには良いよね?」


 何故に私に聞く、だがこんな幼い分身体にお菓子をあげないとはけしからんな、クリスさんにはお酒はまた禁止だな。


「う"ぅぅ…………クリス様ゴメンナサイ、私は………喋ってしまいました」


 さてクリスさんは後でお仕置きとして、クーちゃんとクッキングして仲良くなって………さて、始めるぞ。


「今、変な企みしてませんでした?」


「全く全然してないよ、クーちゃん」


「…………ほんとうに?」


 潤んだ瞳で上目遣いて言わないでくれ、それよりもクーちゃんの父は私だが…………


「だから私は分身体!」


「母親は現状フラウレムさんだな」


「違うよ、私は分身体だよ」


 オチとして近くにフラウレムさん居そうだったが、釣れなかったか仕方ない、クーちゃんとパンケーキを作る。 卵の割り方や混ぜ方等を教える、蜘蛛に頼んでエプロンを作って貰うのを忘れたが仕方ない、クーちゃんに焼き方や焼き上がるまでを見せる、期待に胸を膨らませキラッ綺羅な瞳で見てる分には、可愛い幼稚園児位の子だ………最初に出会った頃の、クリスさんより小さいし可愛いのは言うまでもない。


「それ、クリス様が知ったら天変地異起こすよ」


「クーちゃんが黙ってれば、大丈夫だよ」


「…………うん」


 何故か複雑そうな顔をするが仕方がない、クリスさんより素直なクーちゃんは可愛い。


「…………嬉しい」


 さてクーちゃんのパンケーキには、小さくカットした桃と生クリームを添えて、私はシンプルに生クリームサンドする、まあ熱で溶けるのだが…………


「……………美味しいよ! マサシお兄ちゃん」


「クリスさんにはナイショね、クーちゃん」


「…………うん」


 弾ける笑顔に、美味しいと食べるクーちゃん………計画通り………


「たんと食べな、クーちゃん」


「沢山食べるぅ~!」


 だがクーちゃんの量は知れてる、小さいパンケーキ二枚で満腹に成った、あのブラックホールはクリスだけで助かった。 口回りを拭いて綺麗にして、クリスさんにはナイショと懐柔完了、フラウレムさんも懐柔に加わりクーちゃんを甘やかしまくった、蜘蛛は新しい服を作りフラウレムさんは歳離れた妹の様に、お風呂を一緒に………ぐふぉ………見てみたい乙女の園を。


 クーちゃん懐柔は成功し、料理の面白さにハマったクーちゃんは、お母さん状態のフラウレムさんはクーちゃんに料理を教える、基本ニンジンやジャガイモの皮剥きだ、そうピーラーだが誰しも幼き日に通る道、フラウレムさんは最近だが………


 今日はシチューを作るが、今回はチーズで更に美味しさをアップさせる、クーちゃんの懐柔のおかげでクリスさんは現れない、クーちゃんは一つに集中すると人の心は読めない、だからピーラーで皮剥きである。 一緒に手伝い美味しいお菓子や食事を食べる嬉しさに、クーちゃんはもう此方の仲間に成った、こうしてフラウレムさんの母性をくすぐり、クーちゃんは優しく躾られて行くのだった………目的を忘れて。


「マサシお兄ちゃん、フラウお姉ちゃん………シチュー美味しいね」


「可愛い」

「凄く可愛いですね、マサシさん…………私は妹かそれか…………」


 何か最後が小さくて聞こえたかった、そして何かこの頃フラウレムさんのテンションが高い、クーちゃんの魅力にメロメロに成ったな、分からなくないが興奮してたまにスプーンとか変形させるのはやめて。 そしてゆっくりと年を越す頃に全員集まる、クリスさんは呼んではない呼んではいけないと、全員一致してる………クーちゃんはすやすやと昼寝を見計らってだ、年末はクリス抜きで皆で集まり越す事に成ったな、フラウレムさんも自分の弟を呼ばないらしいが夫婦揃って、私に目を合わさない………何か癖が強いドラゴンなのかな?


 エデルガルドさん………通称ガルさんに、エビを頼んだら大量に執事に運ばせて来た、しかも伊勢海老みたいなのやロブスターみたいなのを、全部で五十近くも…………全く加減を知らんのかね?


 秋に採った茸や昆布ダシに異世界調味料、ついでにエビと一緒に貰った鯛らしき? 見た目のを、スキルが鯛と変わらないと判断しダシに料理に活用する、鱗を取ったりと大変だがうどんのだし汁の一つにする、刺し身として切ってアイテムボックスに入れ、鮮度をキープしエビも皮をハギフラウレムさんに、皮を丁寧に細かく砕いて貰うこれもダシに使う、流石ドラゴンワイルドに手で砕く………クーちゃんが青ざめてたが。


 クーちゃんにエビの切り身を一つ食べさせて、ゴブリンズを呼びに行くお仕事を頼んだ、ゴブリンは外で雪と格闘してる………スコップ片手に。 戻って来たゴブリンズにテーブルの用意をさせる、組立式の大きな宴会用のテーブルだがイスもちゃんと有る、基本座敷に座るではなく椅子に座りテーブルで食事にしてる、説教や戒めの時にクリスさんやゴブリンズにドラゴン一家だけだ、テーブルにしてるのは座りながらも大抵取りやすいからと、正座とか面倒だし一応床暖房なので椅子を採用してる、前にクリスさん達が正座したのは畳部分だけどね。


 そして夜に成ると来た、ドラゴン夫婦はフラウレムさんと談笑を始め、ドラゴン印のラベルの酒瓶を渡された?


「神竜様の神力で作った泉の酒だ、美味いぞ!」


「またやらかしたら出禁だからね、次はないよガルさん」

「次は無いので、お父様の管理はちゃんとして下さいお母様」


「…………ワシ、そんなに酒癖わるい?」


 全員目線を剃らす、そして静寂の中ガルさんの背中が小さくなって行く。 そしてコニャック風白葡萄ブランデーが解禁、日本酒の猪口に入れ提供する………味わうなら少しで構わない、最大ではないが二十倍速で時を進めた物だ、クリスさんに飲ませると一樽飲み干す勢いだから、危険なのだ………クリスさんは一瓶を後に飲ませれば良い。


 クーちゃんは私とフラウレムさんの間に座らせ、ゴブリンズは蜘蛛一家の近くにクロ達はその向かい側、ドラゴン夫婦は私の向かい側だ、何かほのぼのと此方を見てる。 テーブルに茶碗蒸やローストビーフモドキ、刺し身のてんこ盛りに三皿にエビの焼き物に鯛の塩釜焼きを出す。 酒と果実ジュースを片手に乾杯をし、やはり好みに分かれる。


 生食に抵抗無いゴブリンズとクーちゃんは、刺し身を食べフラムレムさんは成れてるので、鯛の塩釜焼きの身を食べた後に刺し身に行く、ドラゴン夫婦は塩釜焼きに茶碗蒸にエビの焼き物を食べ、酒をセーブしながらガルさんは食べつづける、クーちゃんは葡萄ジュースにご執心。


 今回はまだシメがあるから、ほろ酔いで全員セーブさせるが蜘蛛一家は途中で、暖かな寝床に帰って行った………用意してあった、全てのジャガイモを食い尽くして。 食い過ぎではなかろうか? まあ、蜘蛛のおかげで助かったし来年は更に増やさないと、蜘蛛の達に食い尽くされそうだ。 クロ達は刺し身を食い過ぎて、隣で食い倒れてるがそんなに気に入ったのかね? クリスさん進呈時計を見ながら頃合いに、併せダシのうどんを出した、勿論粉からねてシート的なのでくるんでから、足で踏み捏ねてて麺棒で伸ばし切ったが、たまに麺にバラつきはご容赦願う、エビのからを砕いたのを入れたうどんは、ドラゴン一家とゴブリンズに私はシンプルにうどんだけだ、クーちゃんはエビの身や鯛の身を入れてる。


 年越しの少し前に食べ、越した辺りに食べ終わり次に少し餅にしたのを振る舞い、鏡餅の上にはみかんではなく金柑である、そしてガルさんが帰る時にブランデーとウイスキーを渡した、その日に夫婦で飲んで二日酔いで静かだったと執事セバスさんは、そう話しルンルン気分で帰って行った。 なんとも複雑な顔をしてたフラウレムさん、私達はその日にの朝は西の港で蜘蛛一家を抜いた居るメンバーで、初日の出を見てついでに近くで焼き芋と焼餅を食べてから、ワームホールを使い帰った、勿論温泉に入ってからね………まあ目的は海近くから見る朝日と、海近くの温泉を皆に解放したかったからだろう、来年は東に港を作ろう。


 何故かフラウレムさんは回りを見て、開いた口が塞がらないでたがゴブリンズは通常運転、クーちゃんは焼き芋に四苦八苦だった。 あとクーちゃんは振り袖擬き姿に成ってる、この年に沢山の出会いがこの港から始まるが、私にはまだこの時は誰か良い取り引き先が、来れば良いな程度だったしその出会いにより、フラウレムさんとの関係も変わる。


 そうあの海上の空を飛んでた人物や、他の世界から来た不思議な種族の出会いが、私に新しい色をくれた………地球では手に入らなかった、それは幸せ色だったかも知れない。










 クリス「まだかなぁ~ まだ美味しいご飯、雅士は作らないのかなぁ~」

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